【新加入選手会見④】ポベガ :「将来はまだ分からない」
ヴァニャーティSD
“トンマーゾは数日前トリノに加わったが、実を言うともっと前から彼が欲しかった。残念ながらメルカートというものは時にポジティブな方向に行かない場合がある。しかし、我々はこの移籍が正式に決まる前から既に握手を交わしていたんだ。彼は誰にも感謝をする必要のない人間だ。なぜなら自己犠牲と努力で全てを成し遂げてきたのだからね。それは彼の仕事への姿勢と私生活を見ていれば分かるよ。彼は並外れた力を持つ男だ。彼のように身体能力と順応性に優れた選手を探していた。迎え入れる事が出来てとても嬉しいよ”
ー君はサッカー選手をやりながら学業にも力を入れているよね。それはなぜ?
ポベガ
“高校を卒業した時、サッカー選手としてのキャリアを終えた時の事を考えて大学に行く事を決めたんだ。僕は経済学を専攻している。今1年目を終えたところだよ。経済学3年間コースの2年生になるね”
ー最もやりやすいポジションはどこ?
“戦術やチームメイトの特徴など、色んな要素によって変わってくるね。僕はハードワークを厭わない。ピッチ上での役割は監督が決める事で、僕は要求されている事への理解に努めるだけだ。プレースタイル的には、フィジカルの強さとインテンシティをチームに注入する事を意識しているよ。ゲームメイクについて?その役割はあまりやった事がないけど、練習の中で身に付けていければと思っている”
ープレーヤーとして君はどんな選手?
“攻守両面でのタスクをこなすメッザーラって感じかな。状況に応じてプレーを的確に選択出来るところも強みだと思う”
ーミランは君の完全移籍に難色を示していた。これについて誇りに思う?
“僕はシーズンごとに物事を考えるようにしている。セリエCでプレーしていた時から「試合から試合へ」の意識を持つようにしたんだ。今季もそうしていくよ。今いるクラブのために全力を尽くす事だけを考えている”
ーユリッチ監督やチームメイトたちの第一印象は?
“とても良いものだったよ。ここに来てからまだ間もないけど、ポジティブな印象だね”
ー君の獲得には沢山のクラブが動いていた。トリノを選んだ経緯は?
“代理人を通して色んな話を聞いていたけど、トリノを選んだのは僕自身だ。その後詳細を詰める交渉が行われ、移籍が決まったんだ”
ー移籍形態についてはどう考えてる?
“僕が決めた事ではないからよく分からない。大事なのはチームのために常に準備が出来ている事。その後の僕の将来についてもまだ分からないよ”
ートリノについての君のイメージは?
“歴史があり野心的なクラブだ。ここに来た瞬間から、クラブの人々の溢れる野心を強く感じたよ。シーズンが終わった後どんな結果になっているかは分からないけど、僕はトリノのために最善を尽くす事を誓う”
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