【新加入選手会見⑥】プラート :「トリノを本来いるべき場所へ」
ヴァニャーティSD
“デニスはイタリアでの豊富なプレー経験を持っている。彼はピッチで正しいプレーを選択する事の出来る、非常にインテリジェンス溢れる選手だ。我々のチームに適合し、大きく貢献してくれるはずだ”
ートリノの居心地はどう?
プラート
“もう2年くらい喋ってないけど、今日は頑張ってイタリア語で質問に答えてみるよ。トリノでの初日は首脳陣とメディカルスタッフにしか会えなかった。すぐに代表に合流しないといけなかったからね。代表ウィークの後、コーチ陣や選手たちと初対面したんだ。このチームは非常に団結しており、とてもいい印象だよ”
ートリノでの君のポジションはどこになるだろう?
“メディアーノかトレクァルティスタ。この前のベルギー代表でも3-4-2-1のメディアーノとして試合に出たんだけど、試合中にトレクァルティスタにポジションを移した。要するに、僕はどちらにも対応出来る”
ーユリッチ監督の印象は?
“彼はとても良い指揮官だと思う。非常に強いキャラクターを持っているね。高い位置からのプレスと攻撃的な戦術を好む。常にチームが前への意識を持つことを望んでいるんだ。ここに来る前リネッティと話したけど、同じ事を言ってたよ。僕には合っていると思う”
ートリノ移籍を決めたきっかけは?
“僕は3年間サンプドリアでプレーし、毎年トリノより下の順位でフィニッシュしてきた。このチームはフィジカルがとても強くて苦労したのを覚えているよ。そんなチームの中でうまくやっていける可能性を感じた事が移籍決断のきっかけだ”
ートリノは昨年ジャンパオロ監督の下でも君の獲得を試みていたよね。
“確かにジャンパオロからメッセージは貰っていたけど、昨年は今と状況が違っていたし、具体的な話は何も無かったんだ。だけど、興味を持ってもらえるのはいつだって嬉しい事。トリノとの話が具体的になった時、すぐに「はい」と答えたよ”
ーリネッティとは久々の再会になったね。
“僕らは大親友で、ずっと連絡を取り合っていた。また同じチームでプレー出来る事を嬉しく思うよ”
ーユリッチ監督は君をどう使うだろう?
“今のところ僕はトレクァルティスタとして考えられているようだ。質と量をチームにもたらし、アシストやゴールで決定的な存在にならなければならない。ブレカロと一緒にね”
ー対戦相手としてのベロッティは覚えてるよね。彼とプレーする事についてどう考えてる?
“彼の事はよく知っているよ。クラブでも代表でも対戦した事がある。本物のカピターノだし、重要な選手だよ。まだ彼とはプレーする機会を得られていないけど、すぐにピッチに戻ってくる事を祈っている。彼との連携を深める時間が待ち切れないね”
ーチームとして、今季の目標は?
“試合から試合へ。この意識を持って臨まなければならない。過去2シーズンのトリノは本来いるべき場所にいなかった。継続性さえ見出せれば、僕らにはうまくやれる力があると信じているよ”
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