トリノFC情報局

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20/21シーズンここまでの振り返りと展望

約3分の1が経過した今季のセリエA。第12節を終えトリノはここまで4勝2分6敗という成績で12位につけている状況だ。ほとんど何もうまくいかなかった昨季はこの時点で1勝3分8敗で19位に沈んでいたのだから、少なくとも今のところは残留争いに巻き込まれそうな気配は無いと見て良さそうだ。

 

イヴァン・ユリッチが新監督に就任した今季、トリノはハイプレス&ショートカウンターを主な戦い方として採用。アグレッシブかつ貪欲にボールを奪い素早くゴールに迫るその戦術は早くもティフォージの心を掴み、ユリッチの評価はトリノの街ではうなぎ登り。ユリッチも話していた通りこのチームは未だ発展途上であるが、ここまでのチームに対する評価としては「ここからの上昇に期待が持てる」と自信を持って言えるだろう。

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ヒエラルキーの変化

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ユリッチに発破を掛けられたダヴィデ・ヴァニャーティSDは、夏のメルカートで積極的な補強を敢行。これによりチーム内でのヒエラルキーには想像以上に大きな変化が訪れている。新加入組は軒並み期待通りまたはそれ以上の活躍を見せ、これまで不動のレギュラーだった選手達をベンチに追いやった。特筆すべきはトンマーゾ・ポベガヨシップ・ブレカロの2人。前者はユリッチによる高インテンシティなサッカーにばっちりフィットしついに先日ロベルト・マンチーニからお呼びが掛かった。現行契約はミランからのドライローンだが早くもクラブは完全移籍での獲得に向け動いているとの報道も出ており、色んな意味で話題をさらっている。後者は同胞である監督の下左シャドーの役割を与えられ躍動。このまま行けば€1000万に設定されている買取オプションの行使は確実だろう。

 

序列が大きく変化した理由はこれだけではない。今までトリノに所属しながらもその実力を燻らせ続けていた何人かの選手達が、ユリッチの就任に伴い生まれ変わったのも大きく影響している。ヴァンヤ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチリカルド・ロドリゲスコフィ・ジジサシャ・ルキッチオラ・アイナなどがパフォーマンスを大きく向上させ、レギュラーの座を手に。特にミリンコヴィッチ=サヴィッチはシーズン前、筆者を含むほとんどのティフォージに懐疑的な視線を向けられながらも試合を追うごとに成長。兄セルゲイの待つセルビア代表にもついに初招集されている。

 

指揮官を苦しめる主力の負傷離脱

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インテンシティの高いサッカーはゲームを優位に進めやすいが、それだけ代償も大きい。ユリッチの練習は「試合の方が楽」との感想が選手から出るほど超ハードな事で知られており、それも影響してか今季のトリノは常にスタメンクラスの誰かが負傷のため欠場。未だにベストメンバーが揃った事は一度も無い状態だ。そして先月ついに事件が発生。負傷者の多さだけでなく彼らの復帰に長い時間が掛かり過ぎている状況に激怒したユリッチは0-1で敗れた第7節のトリノデルビー後、クラブのメディカル部門の仕事ぶりを痛烈批判。これを受けたクラブドクターのパオロ・ミナーフラが職を辞すという事態にまで発展している。

これに追い討ちを掛けているのが代表ウィーク。トリノは代表に招集される選手が比較的多く、そのほとんどがナショナルチームでも多くのプレータイムを与えられている。今回もアントニオ・サナブリアがコンディションを落とした状態でトリノに戻って来た上、リカルド・ロドリゲスも負傷。後者に関しては年内復帰は難しいとの報道も出ており、負傷者たちのコンディション管理や再発防止などが今後の課題となってくるだろう。

 

クラブを去る可能性のある選手達

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欧州争いに食い込んだ3シーズン前のトリノで不動の主力であったアルマンド・イッツォダニエレ・バゼッリトマス・リンコン、そしてトリノ史上最高額プレーヤーのシモーネ・ヴェルディトリノでの年平均ゴール数がたったの4であるシモーネ・ザザの5名はチームの成長とは裏腹に不遇の時を過ごしている。リンコンとバゼッリは新戦力の到着により普通に序列が下がった格好だが、自身の負傷離脱中にポジションを奪われたイッツォに関してはやや不運と言うべきか。ヴェルディやザザはユリッチが就任する以前から余剰戦力として見なされていた上、強力なライバルの加入がトドメを刺した形だ。

 

上記5名は恐らく冬のメルカートで放出リストに名前が記載される事になるが、なかなかチャンスの与えられないメルギム・ヴォイヴォダもここに加えなければならないかもしれない。ユリッチは右ウイングバックのポジションをウィルフリード・シンゴに一任しており、ヴォイヴォダはスタメン出場が今季は一度も無い状況。これに本人が不満を募らせる可能性も低くはないため、移籍の可能性も出てきそうだ。

 

アフリカ・ネーションズカップの影響

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来年1月に開催されるアフリカ・ネーションズカップ。今のところここにオラ・アイナウィルフリード・シンゴが参加する可能性がある。そうなればトリノは新年早々約1ヶ月の間、両ウイングバックのレギュラーを同時に失う事になってしまう。シンゴに関しては今年コートジボワール代表デビューを飾ったばかりという事もあり招集される可能性は五分五分だが、ナイジェリア代表常連のアイナは確実に呼ばれるはず。左サイドを1ヶ月間怪我がちなクリスティアン・アンサルディ1人で凌げるかどうかは正直疑問符が付くため、冬のメルカートでは補強が必要になるかもしれない。右はシンゴが招集された場合代役となるであろうヴォイヴォダのトリノ残留が確実になるが、場合によってはこちらも入れ替わりが起こり得ると言えそうだ。

 

【ラツィオ戦前日会見】ユリッチ :「自分たちの試合を」

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ー直近の両チームのパフォーマンスから見て、今節はどんな試合になるでしょうか?

 

ユリッチ

ミラン戦ではとても苦しんでいたが、カリアリ戦でのラツィオはとても良かったね。結果はドローだったが、非常に攻撃的で多くのシュートを放っていた。我々はいつも通りの準備をしてこの試合へ臨むよ”

 

ラツィオが持つクオリティを踏まえて、前節とスタメンを変更する予定はありますか?

“前節も相手に合わせて5人を入れ替えた。この試合に向けてもそうするつもりだよ。サッスオーロ戦と比べプラートを欠く事になるが、その代わりにヴェルディが復帰した。選択肢の数としては同じだね”

 

ーこの試合へのマインドは?落ち着いてますか?

“Noだね。私はまだトリノの選手たちを知る段階にある。選手個々の状態を見極める必要があるよ。レッジョ・エミリアでは素晴らしい試合をしたと思うし、これを続けたい。ラツィオが絶対的にハイレベルなスカッドを持つ素晴らしいチームである事は明らかだが、我々は自分たちの試合をするだけ。非常に重要な試合になるだろう”

 

ーピアツァの状態は?

“ピアツァは若干だが問題を抱えていた。とても小さいものだがね。個人トレーニングで調整しているところだが、今のところ状態は良さそうだよ。試合前に最後のテストを行い、起用できるか判断するつもりだ”

 

ーイッツォとベロッティについても教えて下さい。

“イッツォは3週間前に負傷離脱し、まだ復帰は出来ない。ベロッティもまだ痛みを感じており、走る事も出来ない。我々も少し心配しているよ。復帰時期についても正確な予測は不可能だ。あとはメディコに聞いてくれ”

 

ーベロッティは今のところ今季いっぱいの契約になっていますが、それがモチベーションに影響しているという事はありますか?

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“それはない。監督として、彼の契約状況はむしろアドバンテージだ。彼はモチベーションに満ち溢れており、チームに貢献出来ない状況にもどかしさを感じているよ。1人の人間として、彼は強い闘争心を持つ男だ。彼のフィジカルが早く良い状態に戻る事を祈ろうじゃないか”

 

サッスオーロ戦についての感想は?

“良い試合をしたね。しかしこのレベルを継続出来るかどうかが問題だ。間違いなく良い試合だったが、今節はまた別の話だ”

 

ー数年間、トリノではこんなにもティフォージが希望を持てた事はありませんでした。2連勝という結果に関係なく、私達は今までと異なるスピリットをチームに感じていますが、監督はどうお考えですか?

“我々はまだ始動したばかりだ。3つの良い試合と1つの悪い試合があったね。ティフォージが満足している状況は、選手たちにとっても良い要素だ。ブーイングよりも拍手の方が良いに決まっているからね。この状況を持続させなければならないし、この熱意にうまく同調していきたい。しかしチームの出来栄えに評価を下すのは時期尚早だ。自分たちを良く理解し地に足を着け、仕事に集中していくよ”

 

ー今節は、今後の事も見越して布陣を選びますか?

“いや、例えばサスペンションにリーチが掛かっている選手がいようがいなかろうが、私は次にやってくる試合の事だけを考えている。試合が終わったらその試合についての分析と選手の状態確認を行い、次の試合に備えているんだ。チームにとって重要な選手というのはもちろんいるが、その選手を欠いたとしても同じような競争力を保てるチーム作りを目指している”

 

ー左ウイングバックにはアンサルディとアイナのどちらを好みますか?

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“状況によって変わるね。アンサルディは疑いようもなくトッププレーヤーだが、アイナには素晴らしいスタミナがある。時々消えてしまう事もあるが、そんな中でもしっかりとタスクをこなしているんだ。これは簡単な事ではないよ。インテンシティについてもセリエAの数多くの選手たちを遥かに凌駕している選手だ”

 

ーマンドラーゴラとポベガはメディアーノの位置で共演可能ですか?

“もちろんだ。我々はそのポジションに多すぎるくらい沢山の選手を抱えているが、そんな中でもこの2人は共にプレーする事が出来る。どちらも左利きだが、特に問題はない”

 

ーポベガは前節見事な試合をしたが、途中出場だったマンドラーゴラもアシストを記録している。どちらを起用するかはもう決めていますか?

“まだだよ。レッジョ・エミリアでは2人とも良いプレーを見せたしね。ポベガは試合をうまく見極めてプレーしていたし、マンドラーゴラは同じく途中から入ったピアツァ、アンサルディらとの連携で得点に絡んだ”

 

ー今のトリノはあなたがこれまでに指揮した中で最強のチームでしょうか?

“Noだ”

 

ーではどのチームが最強だった?

“私が指揮したジェノアは組織的に見て最も素晴らしいチームだったね。経験豊富な選手が多くいて、守備力が高かった。最初の半年はとてもうまくやっていたが、その後多くの選手がチームを去ってしまった。今のトリノは成長段階にある。採点するなら5だね。これを7や8に上げていける力はあると思う。しかし、苦しんだ直近2シーズンより悪くなってしまう可能性だってまだあると思っている”

 

ー今季のトリノはどんな可能性を秘めているのでしょう?

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“繰り返すが、点数としてはまだ5の段階。それ以上では絶対に無いが、共に成長していけるはずだ。取り組むべき仕事は沢山あるがね。選手たちは自分たちに何が出来て何が出来ないのかを既に示している。試合から試合へ、練習から練習へと繰り返していくべきだ。シーズンの結末は負傷者などの要因に依存する部分もあるだろう”

 

ーブレカロはプレースタイル的に誰と合いそうですか?

“プラートとリネッティは比較的後ろの方でプレーする事を好む一方、ピアツァと彼はウインガーとして非常に似た特徴を持っている。ブレカロはラスト15メートルくらいから非常に良いシュートを撃てる力があるね”

 

ーブレーメルは替えの効かない選手ですが、彼の代役を務められる選手はいますか?

“ブレーメルは足首に問題を抱えていたから、その点についてまだ少し管理が必要だ。我々は彼がさらに成長する事を願っているが、現段階においても間違いなく重要な選手と言えるね。ズィマには彼の代役をこなせるポテンシャルがあると思うよ。フィレンツェでのブオンジョルノのパフォーマンスも素晴らしかったね。この2人にはクオリティがあり、我々は彼らの成長を促していく必要がある。まだまだこれからだよ”

 

ーバゼッリとリンコンはまだあなたのプランに入っていますか?

“今のところ我々は中盤に2人の選手を置く布陣を採用しており、自信を与えるためにも何人かの選手を継続して起用している。全員を満足させる事は出来ないよ。しかしカンピオナートはまだまだ長い。どうなるか見てみようじゃないか”

【新加入選手会見⑦】ブレカロ :「トリノのプロジェクトに魅力を感じた」

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ヴァニャーティSD

“ヨシップは我々の最後の補強となったが、数ヶ月ほど前から彼の事は調査していた。素晴らしいパーソナリティと個性を持つ選手で、一対一に非常に強い。ピッチでそれを示せる選手だね。まだ23歳と若いが既に経験豊富で、代表チームで30試合の出場経験がある。ブンデスリーガクロアチアリーグ、ヨーロッパリーグなどでも数多くの試合をこなしてきた。彼が我々のプロジェクトの一部となってくれた事をとても嬉しく思っているよ。才能溢れる選手で、トリノに多大な貢献を果たしてくれるだろう”

 

ー新しいチームはどう?

ブレカロ

“皆さんこんにちは(イタリア語で)。イタリア語はもう勉強し始めているんだ。ユリッチ監督も僕と同じクロアチア人だけど、彼はいつもイタリア語を話しているからね。ここに来られて嬉しいよ。トリノに来てまだ2週間くらいだけど、とても幸せだ。チームが目標を達成するための力になりたい”

 

ーデビュー戦はどんな試合にしたい?

※この記者会見は第3節サレルニターナ戦の後に行われた

“僕は攻撃だけでなくチームのためなら守備での貢献も厭わないけど、チャンスを作りアシストを記録しゴールを決める。そうする事でみんなをハッピーにしたいね”

 

ー君にとってセリエAでの最初のシーズンになるけど、君自身の目標は何?ユリッチ監督は君に何を求めてる?

セリエAは素晴らしいチームが揃う偉大なリーグ。そんな場所でプレー出来る事をとても嬉しく思っているよ。トリノのプロジェクトは特別なもので、僕のキャリアにとっても大きな一歩だ。監督が僕に求めるものは監督が知っている事。何をすべきかは理解しているつもりだ。ハードワークしてチームを助けたい”

 

ー君の最もやりやすいポジションはどこ?

“トレクァルティスタ。左右はどちらでも気にしない。ユリッチ監督の布陣は僕に適したフォーメーションだね。戦術理解をもう少し深める必要はあるけど、必ずチームの力になれると思う”

 

ーイタリアのサッカーの特徴はなんだと思う?

“戦術がモノを言う印象だ。僕もうまく適合出来ると思うよ”

 

ーユリッチ監督は以前、インタビューで「クロアチアの選手はハングリーで野心的だ」とコメントした事がある。君もそうなのかな?

“そうだね。正しいと思うよ。ユリッチ監督は「全てのトレーニングと試合で100%を出せる選手以外必要ない」と明言していた。僕は全てを出し切る準備が出来ている”

 

トリノに来る前、ピアツァとは何か話した?一緒にピッチに立つ機会はありそう?

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“ここに来る前話をしたのは監督とだけだよ。ピアツァとは17歳の時ディナモ・ザグレブで一緒にプレーしていた。同じタイミングで彼がイタリアに、僕がドイツに移籍したんだ。僕らは素晴らしい関係を築いている。ピッチでもうまく共演できるはずさ。彼は僕がイタリアでの生活に慣れるための手助けをしてくれる。同じ街に同胞がいるというのはすごく心強いね”

 

ー君がインスパイアされた選手は誰かいる?

“参考にしている選手は沢山いるけど、誰かの真似をするよりは自分自身として大成したい。インスパイアされた選手は特にいないかな”

 

ー君には他のクラブからも関心があったはずだけど、トリノを選んだ理由は?

トリノのプロジェクトに魅力を感じたからだ。僕のキャリアにおいても大きなステップだと思っている。ポジティブな要素しか感じないよ”

 

メルカート最終日の話を聞かせて。イタリア行きのフライトが遅れていたと聞いたけど、移籍成立が間に合わない不安はあった?

“取引成立を信じてはいたけど、少しだけ不安を感じていた。どうしてもこのクラブに来たかったからね。最後の1時間でなんとか決まったから良かったよ”

 

【新加入選手会見⑥】プラート :「トリノを本来いるべき場所へ」

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ヴァニャーティSD

“デニスはイタリアでの豊富なプレー経験を持っている。彼はピッチで正しいプレーを選択する事の出来る、非常にインテリジェンス溢れる選手だ。我々のチームに適合し、大きく貢献してくれるはずだ”

 

トリノの居心地はどう?

プラート

“もう2年くらい喋ってないけど、今日は頑張ってイタリア語で質問に答えてみるよ。トリノでの初日は首脳陣とメディカルスタッフにしか会えなかった。すぐに代表に合流しないといけなかったからね。代表ウィークの後、コーチ陣や選手たちと初対面したんだ。このチームは非常に団結しており、とてもいい印象だよ”

 

トリノでの君のポジションはどこになるだろう?

“メディアーノかトレクァルティスタ。この前のベルギー代表でも3-4-2-1のメディアーノとして試合に出たんだけど、試合中にトレクァルティスタにポジションを移した。要するに、僕はどちらにも対応出来る”

 

ーユリッチ監督の印象は?

“彼はとても良い指揮官だと思う。非常に強いキャラクターを持っているね。高い位置からのプレスと攻撃的な戦術を好む。常にチームが前への意識を持つことを望んでいるんだ。ここに来る前リネッティと話したけど、同じ事を言ってたよ。僕には合っていると思う”

 

トリノ移籍を決めたきっかけは?

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“僕は3年間サンプドリアでプレーし、毎年トリノより下の順位でフィニッシュしてきた。このチームはフィジカルがとても強くて苦労したのを覚えているよ。そんなチームの中でうまくやっていける可能性を感じた事が移籍決断のきっかけだ”

 

トリノは昨年ジャンパオロ監督の下でも君の獲得を試みていたよね。

“確かにジャンパオロからメッセージは貰っていたけど、昨年は今と状況が違っていたし、具体的な話は何も無かったんだ。だけど、興味を持ってもらえるのはいつだって嬉しい事。トリノとの話が具体的になった時、すぐに「はい」と答えたよ”

 

ーリネッティとは久々の再会になったね。

“僕らは大親友で、ずっと連絡を取り合っていた。また同じチームでプレー出来る事を嬉しく思うよ”

 

ーユリッチ監督は君をどう使うだろう?

“今のところ僕はトレクァルティスタとして考えられているようだ。質と量をチームにもたらし、アシストやゴールで決定的な存在にならなければならない。ブレカロと一緒にね”

 

ー対戦相手としてのベロッティは覚えてるよね。彼とプレーする事についてどう考えてる?

“彼の事はよく知っているよ。クラブでも代表でも対戦した事がある。本物のカピターノだし、重要な選手だよ。まだ彼とはプレーする機会を得られていないけど、すぐにピッチに戻ってくる事を祈っている。彼との連携を深める時間が待ち切れないね”

 

ーチームとして、今季の目標は?

“試合から試合へ。この意識を持って臨まなければならない。過去2シーズンのトリノは本来いるべき場所にいなかった。継続性さえ見出せれば、僕らにはうまくやれる力があると信じているよ”

 

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【新加入選手会見⑤】ピアツァ :「来季もここでプレーしたい」

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ヴァニャーティSD

“マルコは7月末に我々の一員となった。偉大な才能を持ちピッチでは個性を放っているが、トレーニングの時は非常に謙虚な男なんだ。彼にとって今季は重要なシーズンとなるだろう。これまで彼のキャリアは数々の不運な負傷によって妨げられてきたのだからね。昨季は別のクラブで継続的にプレーしていたが、今季こそは彼のシーズンになる事を確信している”

 

ーコンディションはどう?

ピアツァ

“開幕戦の前は少しだけ問題があったけど、今は特に問題ないよ。次の試合に向けて最高のコンディションだ”

 

ー君に対するユリッチのリクエストはどんなもの?

“僕たち選手はみんな何をすべきかを理解している。これはとても重要な事だね”

 

ーブレカロは君の同胞だよね。彼についてどう思う?

“彼は素晴らしい選手だ。共にいいシーズンを送れる事を願っている。彼はイタリアでのプレーが初めてだから、僕が様々な面で助けになれたらと思っているよ”

 

ー1番やりやすいポジションはどこ?

“左ウイングだね。内側に切り込んでいくプレーが好きだよ”

 

トリノの何に惹かれて移籍を決めたの?今季は君の年になりそう?

“僕はここに来る前ユリッチと話をしたけど、特に彼が僕を説得する必要はなかった。トリノが歴史ある素晴らしいクラブである事はもう知っていたからね。すぐに移籍を決めたよ”

 

ー君はユヴェントスから来た訳だけど、ティフォージとの関係についてはどう思ってる?

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ティフォージユヴェントスに対して快く思わないのは仕方がないけど、いずれにせよ僕はここでうまくやっていかなければならない。何も問題はないと思う。トリノのために全てを出し切るよ”

 

ーここ数年のトリノについてはどんな印象?

“あまりにも苦しみすぎていた印象だ。本来いるべき位置にいなかったね。今季こそはティフォージを満足させる結果を出さなければならない。僕ら選手全員がそう思っているよ”

 

ー君自身のここ最近の苦難はどんなものだった?

“僕自身が負った怪我たちだよ。今度こそ僕が持つクオリティを継続的に見せられる事を願っている”

 

ー人間として君は自分をどう分析する?

“僕はごく普通の生活を送る静かな男だ。特別な事は何もないよ。趣味?プレイステーションで遊ぶのが好きだけど、妻が家にいるからあまりさせてもらえないんだ...”

 

ーユリッチは君をどのポジションで考えている?

“左シャドーだ。正しい役割だと感じている。ユリッチが僕に期待している事?それは彼に聞いてくれ”

 

ー君は買取オプション付きローンという形でトリノに来た。君は来季も残る事を望んでる?

“選手というのは誰もが安住の地を探し求めている。僕の契約形態は確かに買取オプション付きローンだけど、来季もここでプレーしていたいね”

 

トリノの街で好きなのはどんなところ?

“静かな街だからとても落ち着くよ。コンディションを整えるためにも、これは重要な事だ”

 

アッレグリは君についてポジティブなコメントを残していないけど、なぜだろう?

“ニュースはあまり読まないんだ...。彼に聞いてくれ”

 

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【新加入選手会見④】ポベガ :「将来はまだ分からない」

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ヴァニャーティSD

“トンマーゾは数日前トリノに加わったが、実を言うともっと前から彼が欲しかった。残念ながらメルカートというものは時にポジティブな方向に行かない場合がある。しかし、我々はこの移籍が正式に決まる前から既に握手を交わしていたんだ。彼は誰にも感謝をする必要のない人間だ。なぜなら自己犠牲と努力で全てを成し遂げてきたのだからね。それは彼の仕事への姿勢と私生活を見ていれば分かるよ。彼は並外れた力を持つ男だ。彼のように身体能力と順応性に優れた選手を探していた。迎え入れる事が出来てとても嬉しいよ”

 

ー君はサッカー選手をやりながら学業にも力を入れているよね。それはなぜ?

ポベガ

“高校を卒業した時、サッカー選手としてのキャリアを終えた時の事を考えて大学に行く事を決めたんだ。僕は経済学を専攻している。今1年目を終えたところだよ。経済学3年間コースの2年生になるね”

 

ー最もやりやすいポジションはどこ?

“戦術やチームメイトの特徴など、色んな要素によって変わってくるね。僕はハードワークを厭わない。ピッチ上での役割は監督が決める事で、僕は要求されている事への理解に努めるだけだ。プレースタイル的には、フィジカルの強さとインテンシティをチームに注入する事を意識しているよ。ゲームメイクについて?その役割はあまりやった事がないけど、練習の中で身に付けていければと思っている”

 

ープレーヤーとして君はどんな選手?

“攻守両面でのタスクをこなすメッザーラって感じかな。状況に応じてプレーを的確に選択出来るところも強みだと思う”

 

ミランは君の完全移籍に難色を示していた。これについて誇りに思う?

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“僕はシーズンごとに物事を考えるようにしている。セリエCでプレーしていた時から「試合から試合へ」の意識を持つようにしたんだ。今季もそうしていくよ。今いるクラブのために全力を尽くす事だけを考えている”

 

ーユリッチ監督やチームメイトたちの第一印象は?

“とても良いものだったよ。ここに来てからまだ間もないけど、ポジティブな印象だね”

 

ー君の獲得には沢山のクラブが動いていた。トリノを選んだ経緯は?

代理人を通して色んな話を聞いていたけど、トリノを選んだのは僕自身だ。その後詳細を詰める交渉が行われ、移籍が決まったんだ”

 

ー移籍形態についてはどう考えてる?

“僕が決めた事ではないからよく分からない。大事なのはチームのために常に準備が出来ている事。その後の僕の将来についてもまだ分からないよ”

 

トリノについての君のイメージは?

“歴史があり野心的なクラブだ。ここに来た瞬間から、クラブの人々の溢れる野心を強く感じたよ。シーズンが終わった後どんな結果になっているかは分からないけど、僕はトリノのために最善を尽くす事を誓う”

 

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【新加入選手会見③】ワルミング :「ラグーソースは最高だ」

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ヴァニャーティSD

“マグナスは他の新加入選手たちより早くトリノに来た。実は昨季から彼の事は追っていたんだ。彼は最近U-21デンマーク代表の試合に出場し、アルゼンチンとの試合では見事なプレーを見せたね。時間が必要ではあるが若くして才能があり、北欧出身の選手らしく野心があり仕事への責任感を持つ男だ。トリノには若手選手たちの成長を助ける事の出来る優秀なコーチたちが揃っており、彼も我々を満足させる選手に成長してくれる事を確信しているよ”

 

ワルミング

“もうイタリア語のフレーズはいくつか覚えたよ。ここは凄く居心地がいい。チームメイトたちはみんな素晴らしく、環境がとても良いからね。少しずつだけどコミュニケーションも取れているよ。トリノの街?食べ物が凄く美味しいね!”

 

ー君が一番やりやすいと感じるポジションはどこ?監督からの要求はどんなもの?

“僕はウイングの選手だ。左右はどちらでも構わない。フォワードとしてのプレーも問題ないし、そこが僕の一番好きなポジションだよ。監督からの要求は、辛抱強くハードワークを続ける事。これだけだ”

 

ー出場機会を得るためには何が必要だと思う?

“スペースを見つけて攻撃出来る戦術眼を磨く必要があると感じているよ”

 

ー将来的にウイングバックにも適応出来るかな?

“監督からのリクエストがあればチャレンジするけど、僕は明らかにもう少し攻撃的な選手だと思う。得点を狙えるポジションの選手として僕は生まれたんだ”

 

ーここに来た時の初印象は?難しいと感じた事は何かあった?

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“この国のサッカーはとてもフィジカル的要素が強く、そしてとてもスピーディーだ。少ないタッチ数の中でプレーする必要があるね。慣れるまでにはもう少し時間がかかりそうだけど、日々色んな事を学んでいるところだ”

 

ーチームへ順応するため君を助けてくれるチームメイトは誰かいる?

“ジェメッロはとてもいいヤツだし、英語が凄くうまい。アイナやリネッティも言語の面で僕をいつも助けてくれるよ”

 

ー君にとって今季の目標は?

“日々ハードワークを続け、可能な限り試合に出る事。でもまずは仕事に集中する事だけを考えているよ”

 

ーイタリアで成功を収めているデンマーク人選手は沢山いるね。それはなぜなんだろう?君も彼らに続きたい?

“確かにそうだね。デンマーク人が成功している理由は仕事への姿勢にあると思う。もちろん僕もその1人になりたいと思っている”

 

セリエAでの君のアイドルは誰?

“ポジションが同じ選手としてはクリスティアーノ・ロナウドを常に参考にしてきた。マンチェスター・ユナイテッドレアル・マドリーにいた時の彼をいつも追っていたよ。今イタリアにいる選手の中でならもちろん僕らのカピターノ、アンドレア・ベロッティ!そして同胞のヨアキム・メーレもだね”

 

トリノを選んだ理由は?

トリノは偉大なチーム。僕を選手として凄く評価してくれている。セリエAは特別なリーグだし、ここでプレーするのが待ち切れないよ”

 

ーここに来る前、トリノについて知っていた事は何かある?

“このクラブの歴史については知っていた。昨季の試合もいくつか見たよ”

 

ーイタリア料理はもう何か食べた?

ラグーソースのパスタが大好きだ。残念ながら料理はあまり出来ないんだけどね...”

 

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