トリノFC情報局

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La rivoluzione si inizia.

日本時間14日の夕方頃、ダヴィデ・ヴァニャーティのDS就任がトーロより公式発表された。ヴァニャーティはSPALとの契約を解除しトーロとの2年契約にサイン。先月下旬あたりから噂されていた彼の入閣だが、最初に報じたSportItaliaの予想は見事に的中した事になる。COVID-19の影響で「メルカート関連の話題は全て飛ばし」という風潮が濃い中、こんな時期だからこそ何かしら水面下で動いているはずと淡い期待を抱いていた筆者の願いは見事に報われた。昨年退団したジャンルーカ・ペトラーキの穴を埋めきれずにいたトーロにとって、彼の就任は見事なオペレーションだったとクラブを褒めたい。まあぶっちゃけ去年からやって欲しかったけど。

 

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ヴァニャーティのDS就任に伴い、前任者のマッシモ・バーヴァは以前の役職であったユースセクター責任者に復帰する事になった。プリマヴェーラを勝てる集団へと変貌させた張本人であるバーヴァはやはりこの肩書きが一番似合う。なお、今季ユースセクターを統括していたアンドレア・ファッブリーニの去就は今のところクラブから何の発表も出ておらず消息不明となっている。かわいそすぎん?

 

SPALで7年間DSとして仕事をしてきたヴァニャーティ。メルカートでのスマートな立ち回りで、就任当初セリエCにいたクラブをセリエAに押し上げた立役者と言っても過言ではない。トーロで偉業と言ってもいいほどの功績を残したペトラーキに比べればまだ少ないものの、ヴァニャーティがSPALで関わった選手たちを少し紹介する。

 

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マヌエル・ラッザリ

2013年、SPALは当時19歳だった彼をフリートランスファーで獲得。そして2019年、移籍金約€1400万ラツィオに移籍した。

 

アンドレア・ペターニャ

アタランタで燻っていた彼をSPALに連れて行ったのはヴァニャーティだった。€1200万の買取オプション付ローンで獲得し、翌年オプションを行使。今夏からは€1700万の完全移籍でナポリに移籍が決定している。

 

イゴール

2019年夏にザルツブルクから€300万の移籍金でSPALに加入。そして今年1月にローン料€150万€800万の買取義務が付いた形態のオペレーションでフィオレンティーナに移籍した。

 

ケヴィン・ボニファーツィ

トーロプリマヴェーラ時代にローンでSPALに迎え入れ、主力として昇格の原動力に。彼の才能を見抜いたのは間違いなくヴァニャーティだ。今年1月、€1200万の買取義務が付いたローンでSPALに完全移籍する事が決まった(泣)

 

ミルコ・ヴァルディフィオーリ

ワルテル・マッツァーリによるラグビー戦術からヴァニャーティが命辛々救い出した人類最後のレジスタ。移籍金は€100万であった。ヴァルディフィオーリを諦めない。

 

他にもビッグクラブからの関心も報道されるハメド・ファレスガブリエル・ストレフェッツァらの将来性を見出し、格安でフェッラーラの地へ連れて行ったことも記しておく。

 

トーロでの彼の仕事は"Rivoluzione(革命)"。マンネリ化したチーム内のヒエラルキーを一度更地に戻すべく、スカッドの入れ替えが期待されている。COVID-19の影響もあり大幅な刷新は可能性として低いが、再びトーロがヨーロッパを目指すチームとなるためには、ヴァニャーティの就任に伴うRivoluzioneに多少なりとも期待したい。