トリノFC情報局

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トリニスタの独り言〜前編〜

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これから書くことは来季のメルカート展望だ。しかし現時点では8割が妄想であり、希望的観測による独り言だということを最初に言っておく。要するに、ファンとしての「こうなればいいな」という個人的な願いである。

 

第3GKの座は誰の手に?

 

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守護神シリグが来季もレギュラーで問題はない。しかし不確定なのが彼の控え。現在控えを務めるイチャーソ、ロザーティどちらも契約が今季限りで満了する上、ヨーロッパのコンペティションと二足の草鞋を履くことになった場合、陣容の充実は不可欠である。

 

まず、第2GKとして最有力候補となるのが現在アスコリに貸し出されているヴァンヤ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ。SPALでは失敗したものの、ポテンシャルはシリグにも匹敵するものを持ち合わせており、彼の控えを任せるには充分だ。第3GKとして最も有力なのはこちらもヴィボネーゼ(セリエC)にローン中のアンドレア・ザッカーニョ。2年前のU-20W杯にてアッズリーニの守護神を務めた選手である。シリグをこの若き2人がバックアップするのが個人的な来季の理想形だ。

 

センターバックもローンバックで充分賄える

 

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センターバックモレッティの去就次第で戦略がやや変わってくるかというところ。引退も囁かれる彼の後釜としては、SPALにローン中のケヴィン・ボニファーツィがその筆頭候補だ。また、負傷箇所の手術により一足先にシーズンを終えたコフィ・ジジの買取オプションは行使が既定路線。来季もレギュラーとしての働きが期待される。イッツォ、エンクル、ジジを軸にボニファーツィを準レギュラーとして起用するのがベストな解決策だろう。

 

問題はボローニャにローン中のリャンコ・ヴォイノヴィッチ。ドライローンにもかかわらずボローニャ残留の意思を表明している彼が来季トーロの駒として計算できるかは、現在のところ全く不透明な状況である。場合によってはローン延長、ボローニャとしてはあわよくば完全移籍に移行したいというところだろうが、トーロの要求額は€1000万を下回ることはないはず。ブレーメルをローン修行に出すかどうかもリャンコ次第だろう。

 

ウイングバックはアイナ買い取りが最優先

 

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€1000万に設定されているオラ・アイナの買い取りオプションだが、行使されると見てまず間違いない。両サイドを高い水準でこなす彼の存在は、今季のトーロにとって非常に価値あるものだった。セリエA初挑戦であのパフォーマンスなのだから、今後さらに成長してくれることだろう。

 

デ・シルヴェストリやアンサルディももう若くはなく、アイナだけでなくできればもう1枚欲しいところ。最も噂に上がっているのがマヌエル・ラッツァーリだ。ただ夏の争奪戦は必至で、ナポリラツィオといったクラブとの獲得レースを制する必要がある。移籍金も€1200万は下らないと言われており、難しいオペレーションになるだろう。優先度もそこまで高くはない。

 

 

 

だらだらと独り言を書きまくったが、残念なことに次回も続く。次は中盤から前のスカッドについて語っていきたいと思う。以上あざっした。