トリノFC情報局

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ブレカロ :「僕の将来は...」

今季からトリノに加わり、セリエA初挑戦ながらも左シャドーのポジションで欠かせない主力としての地位を確立させているヨシップ・ブレカロ。今季ここまで19試合に出場しチームトップの6ゴールを挙げているブレカロは、テクニックとスピードを兼備したそのプレースタイルで早くもトリノのサポーター達を虜にしている。そんなブレカロが24日、Gazzetta dello Sportのインタビューに応えた。

トリノとの契約と移籍の決断について

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トリノで好調を維持するブレカロ

 

夏の移籍市場最終日は大変だった。僕はドイツにいてトリノ行きの飛行機を待っていたんだけど、フライトに遅延が発生していたんだ。トリノに到着したのはなんとメルカートが閉まる15分前だったんだ!とても貴重な経験をしたよ(笑)あの日の事はよく覚えている。飛行機が離陸するのが待ちきれなかったね。

 

ブンデスリーガでは5年プレーしたけど、僕は新しい挑戦に飢えていた。ユリッチの率いるトリノで多くを学ぶ事が出来るという確信があったよ。僕の周りにはイタリア行きに反対する人たちもいたけど、今ではこの決断が正しかった事をピッチで示せていると思う。「チャンピオンズリーグの舞台を手放すのかい?」って言われたりもしたけど、それでも僕はトーロを望んだ。素晴らしい決断をしたと思うよ。父にセリエAクロアチアナショナルチーム両方でのプレーを見せられている事がとても幸せだ。僕たち親子にとってここセリエAは夢の舞台だったのだからね。

 

トリノの街について

すごく気に入っているよ。既に故郷のようにも感じている。妻と娘と暮らしているんだけど、家族とチェントロでランチを食べて、それから散歩をするのが好きだ。トリノの人々はとても親切だと思う。道でティフォージと出会っても、僕らのプライベートを尊重してあまり声を掛けないでくれるんだ。スペルガにはまだ行った事がないけど、すぐにでも行きたい。当然ながらグランデ・トリノの歴史や偉業を知っているからね。

 

将来について

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ヴォルフスブルクから加入したブレカロの現行契約形態は€1000万の買取オプション付ローン

 

希望が通るならここに残りたい。僕の将来はトーロにあるんだ。この街は僕を幸せにしてくれた。ここトリノでは僕のキャリアの中で最も美しい時間が流れているんだよ。僕個人の今季の成績としては今のところ正しい道にいると思う。ゴールは6つ決めているけど、アシストも増やしていきたいね。今季の僕はあらゆる面で成長している実感がある。このまま行けば最高のシーズンになるだろう。これが始まりに過ぎない事を願っているよ。

 

指揮官イヴァン・ユリッチについて

彼は僕がサッカーを知り、試合を読む手助けをしてくれる。サッカーは情熱とか勢いだけではプレー出来ない。適切なタイミングで適切なポジション取りをする。そのためにはここぞという瞬間を見極め、我慢する必要があるんだ。ユリッチとは素晴らしい関係を築いている。彼が僕に何を求めているかは理解しているよ。