リャイッチ、新天地はトルコ?
新戦力の到着や3-5-2の採用により、トリノでのレギュラーポジションを失ったリャイッチ。ワールドカップ後チームへの合流も遅れコンディションが整わない中、時間とともに彼の立場はどんどん危ういものになっていった。現在彼の獲得にはベシクタシュ、シャルケの2クラブが動いていると見られる。
これまでの報道
リャイッチは6月、Gazzetta dello Sportに対し自身の去就についてこうコメントしている。
メルカート?ワールドカップで少なからず影響はあるかもね。でも僕の目標は変わらないよ。トーロと共に欧州の舞台に立つことだ。
この時点での彼の希望はトリノ残留でまず間違いはない。トリノでヨーロッパリーグ出場権を獲得する目標もマイクに向け語ってくれた。しかしソリアーノやメイテ、ザザらが到着した現在、彼を取り巻く状況は少し違う。
第一に、リャイッチはマッツァーリが今季の基本布陣に選択した3-5-2でベストな力を発揮できる選手ではない。さらに新布陣導入へ向けた新戦力も多数加入した。つまり、納得できる額のオファーであればトリノはリャイッチ放出を容認するのではないかと言われ出したのだ。
代理人もベシクタシュとの交渉を認める
リャイッチに興味を持っているのはベシクタシュだけではない。他にも2か3のクラブから連絡があったよ。とにかく今はベシクタシュと交渉中だ。
インテル戦で好パフォーマンスを見せ、2点のビハインドを帳消しにする立役者となったリャイッチだが、トリノにとってはもはやアンタッチャブルな存在ではない。
CuoreToro.it(アイナのトリノ移籍を最初に報じたメディア。信憑性は高い)もベシクタシュから買取OP付ローンでのオファーがあったと報道している。金額など詳細は不明だが欧州のメルカート閉幕まで残り時間も少なく、トリノが要求する€1500万〜€2000万のオファーが届かなかった場合でもリャイッチがトリノを去る可能性は低くないと言えそうだ。