カイロ :「トーロはマッツァーリとベロッティの下で再始動する」
トリノ会長のウルバーノ・カイロは2-2のドローに終わったナポリ戦後、来季も指揮官ワルテル・マッツァーリ、そしてカピターノであるアンドレア・ベロッティと共に戦っていく事を宣言した。
マッツァーリはミハイロヴィッチの後任として今年1月にトリノ監督に就任。冬のメルカートでリクエストした補強が一切実現しなかった中、3バックへの変革を成功させるなど安定した働きぶりを見せている。ベロッティは膝の負傷によるコンディション不良などが影響し、昨年のようなゴールラッシュを見せることはできなかったが、カイロは移籍の噂を完全にシャットアウトした。
「今季は我々の望むようには行かなかった。後悔の方が大きいと言わざるを得ないね。欧州に行くためには62ポイントが最低でも必要だ。だが今季2試合を残して我々は14ポイントも足りていない。これは、勝てた試合で10もの勝点を無駄にしてしまったという事だ」
「しかし過去の事ばかり言っているわけにはいかない。未来を見なければいけないね。我々はマッツァーリのチームに適合する選手、そうでない選手を見極めていく。誰が残り、誰がクラブを去るかだ。トーロはマッツァーリとベロッティの下で再始動するよ」