Radio Sportiva : ジャンルーカ・ペトラーキのコメント。
ペトラーキSD : チーム状況やアンドレア・ベロッティのコンディションについて。
1-1のドローに終わったインテル戦後、ジャンルーカ・ペトラーキSDがRadio Sportivaのマイクへ向かった。
ミハイロヴィッチについて
「彼は間違いなく、チームの抱える問題に対処出来ていなかったと言える。我々はトーロの魂を忘れていた。とても良い試合をしているとは言えなかったしね。トリノがトリノでは無かったんだ。シニシャはその責任を背負いすぎていた。だけど、日々彼を見ていると、彼が賢い男だという事がわかるよ。船を導く船頭はいつだって必要なんだ。彼は船頭に相応しい男さ。彼の仕事が結果に現れて来ているから、私はとても嬉しいよ」
インテル戦について
「インテルは良い試合をしていた。だが、最高の我々と当たった事は不運だったね。トーロは泥臭く勝利を目指してプレーした。選手達はシニシャが授けたハイプレスを、インテル相手にも恐れる事なく仕掛けて行ったね。我々はスパレッティという屈指の指揮官が率いる、インテルという巨大なチームを恐れさせるのと同時に、チームとしても見事なリスタートを切った」
今季のカンピオナート展望
「これからは、ディフェンディングチャンピオンのユヴェントスをナポリが追うという形になると思う。両者にさほど違いは無いけどね。負傷者の有無がスクデット争いを左右すると思うよ。ナポリはグラムを負傷で失った上、キエーヴォにドローを演じた。サッリはターンオーバーを敷いていないし、選手達は疲労が溜まっていると思うよ。これからさらなる負傷離脱者が出た場合、ナポリのスクデットは難しくなるはずだ。また、インテルとローマも非常に良くやっている。だが、やはりユヴェントスが抜きん出ていると思うよ」
アンドレア・ベロッティのコンディション
「ベロッティは想定していたより非常に早い復帰となったが、まだ100%の状態ではない。彼はフィジカルに優れた選手だが、まだ60〜70%の状態だ。プレーしていくうちに徐々にベストコンディションを取り戻すと思う。インターナショナルウィークで、少なくとも80%までは戻る事を願っているよ」
アッズーリとヴェントゥーラ
「アッズーリはもう少し戦術理解に取り組む必要があると思う。ヴェントゥーラはその事を良く分かっているはずだよ。彼はとても現実的な人間。今は彼にとって難しい時間だね。彼のアッズーリは成長の余地を残している。私はスウェーデンをリスペクトしているが、アッズーリの方が強いはずだ。W杯出場を信じているよ。出来なかったとしたら、大きな悲劇だね」
ベンチ要員になりつつあるニアン
「選手層のバリエーションが豊富なのは良い事だ。ニアンのような選手は、後半からという短い時間でも違いを生み出せる。これはリャイッチやベレンゲルにも言える事だね。シーズンは長い。その中で常にコンディションを最高に保つ事は不可能だ。そう、ターンオーバーの話だよ。選手層のバリエーションは戦術のバリエーションでもある。全ては彼次第だが、もっと試合に出たいと思うなら、ニアンにはそれが可能だと思うよ」
Sempre Forza Toro