ミハイロヴィッチ :「ラツィオ相手でも上手くやれる」
ラツィオ戦を明日に控え、トリノのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督がスタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノにて記者会見を行った。
「全ての指揮官は自らの信じるサッカー像を持つべきだ。だが、状況に応じて対応を変える柔軟さも必要だね。私は勝利を目指して戦うチームが好きだ。トリノデルビーでの敗戦、そしてヴェローナとクロトーネ相手に演じた2つのドローの後、我々は少し強固さを失った。そこで私は少し変化を加えたんだ。経験のある選手たちをピッチに立たせ、バランスを取り戻そうとした。これは少し成功したと言えるね。我々は1ヶ月前より良い状態だ。強いチームたちを相手にしたというのも理由の1つではあるがね。シーズンは長く、歯を食い縛らなければならない時もある。今は間違いなくその時だ。ラツィオとナポリは我々より強いチームだが、勝利を目指して戦うよ。正しいコンパクトさとゴール前での決定力を以ってプレーすれば、上手くやれるはずだ」
「攻撃陣の選手たちは、自分たちが為すべき事を理解しているはずだ。彼らが私の期待通りにやれば、我々はまた走り出す事ができる。プレッシャー?それは私の仕事の1つだし、嫌いじゃないよ。我々は落ち着き、自分たちを信じるべきだ。選手たちとは毎日トレーニングを消化しているから、彼らのコンディションは理解しているよ。いくつかのポイントを失ったが、今は次の試合に向けて仕事をすべき時だ。過去の事を考えても仕方がない。今という時に全力を注がなければならないんだ。シーズンは長いからね」
「ラツィオはインテルと同じように、今季のサプライズの1つだ。彼らは非常に強く、ベンチにも素晴らしい選手たちが控えているね。彼らは今季2回しか負けていないし、もう少し勝点を獲得していてもおかしくなかったほどだ。だが、どんなチームにも弱点はある。我々はそこを突いていきたい。相手に合った11人を選ぶつもりだよ。メルカート?センターフォワードの獲得が必要だと思う。ニアン?彼はまだ足を痛めている。フィジカル、メンタルの両面において彼の復帰が待ち遠しいよ」
招集メンバー
GK : イチャーソ、ミリンコヴィッチ=サヴィッチ、シリグ
DF : モリナーロ、ブルディッソ、バレーカ、モレッティ、デシルヴェストリ、エンクル、フィオルダリーゾ(プリマヴェーラ、背番号60、両サイドバック)、リャンコ
MF : ヴァルディフィオーリ、アックア、バゼッリ、オビ、リンコン
FW : ベロッティ、リャイッチ、ファルケ、デルーカ、エデーラ、ベレンゲル、ボジェ、コネ(プリマヴェーラ、背番号61、ウイング)
予想スタメン(Gazzetta)
Sempre Forza Toro