トリノFC情報局

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サンシーロの地で素晴らしいゲーム。ターニングポイントとなるか。

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インテル 1-1 トリノ

得点者 : 59'ファルケ(トリノ)、79'エデル(インテル)

 

採点表(Toro News)

シリグ 7.0

デシルヴェストリ 6.5、エンクル 6.5、ブルディッソ 7.0 アンサルディ 6.0

オビ 6.5(アックア 6.0)、リンコン 7.0、バゼッリ 6.5

ファルケ 7.0(ニアン -)、ベロッティ 6.0、リャイッチ 6.5(ベレンゲル -)

 

 ハイライト


Inter vs Torino 1-1 All Goals & Highlights - Serie A - 05/11/2017 HD

 

ゲームは下馬評通り、ホームのインテルがイニシアチブを握る形で試合を進める。幾度と無く決定機を作られ肝を冷やす展開が続いたが、トリノも初出場のブルディッソ、守護神シリグらを中心とし強固な守備ブロックを形成、得点を許さない。主導権を握られたとは言っても、トリノにチャンスが無かった訳ではない。自慢のトリデンテが仕掛けるハイプレスに対し、中盤以降の選手も見事に連動し気迫あふれる寄せの速さでヴァレロ、ヴェシーノらを苦しませた。得点こそ無かったものの、トリノが繰り出すショートカウンターインテルにも十分に通用していたし、ある意味でミハイロヴィッチ狙い通りの試合を作る事に成功していたようにすら感じた。

 

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後半に入り先制したのはアウェイのトーロ。59分、デシルヴェストリのパスを受けたファルケが得意のカットインでバイタルに侵入すると、そのまま左足を一閃。低く速い弾道のシュートがハンダノヴィッチの手をかすめ、1-0。願ってもないリードをトーロにもたらした。まさかのビハインドを背負ったスパレッティは長友に替えブロゾヴィッチ、ガリャルディーニに替えエデルと当然の如く攻撃的なカードを切ってくる。すると79分、ペリシッチイカルディにピンポイントのクロス。アルゼンチン人はこれをフリーのエデルへ落とし、残酷なほど丁寧なアシストで同点ゴールを御膳立てした。その後トリノにも何度かチャンスは訪れるが、基本的には逆転を狙うインテルの猛攻を耐える展開となった。しかしトーロの魂をミラノにしっかり持参したイレブンはこのまま1ポイントをもぎ取る事に成功。フィオレンティーナを抜き8位に浮上した。

 

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「我々はほとんど完璧だった」とは、素晴らしい試合を見せた選手たちを称えるようにミハイロヴィッチが放った言葉だ。セルビア人指揮官は満足げに「勝ったような気分だ。犠牲を厭わず、素晴らしい試合をしたのだからね。我々は結束しているよ。私に関する噂は真実ではない」と自らの続投を改めて強調した。敵将スパレッティも試合後、「インテルトリノは今日、同等のレベルにあった」と称賛のコメントを残している。

 

個人的な感想としては、縦への推進力、インテンシティならチーム随一のオビのスタメン起用、そしてフィジカル能力に優れ、自己犠牲の精神で汚れ役をも厭わないリンコンのアンカー起用が大当たりしていたように感じる。ヴァレロは終始リンコンの執拗なマーキングに明らかに苦しんでいたし、オビはロケットのようなプレスでガリャルディーニを吹き飛ばしたりと、古巣相手にとても元気が良かった。初出場のブルディッソ、守護神シリグ...素晴らしかった選手を挙げていくとキリがないので、この辺で終わりにしようと思う。代表ウィークを挟み次節ホームにキエーヴォを迎えるトーロだが、今の彼らになら3ポイントは難しいミッションではない。4-3-3復活で生まれ変わった新生トーロに今後も注目して欲しい。

 

Sempre Forza Toro