トリノFC公式声明 - 永遠の友、シャペコエンセへ
2016年11月28日、アトレチコ・ナシオナルとのコパ・スダメリカーナ決勝1stレグを戦うためコロンビア行きのチャーター便に搭乗したシャペコエンセは、メデジンの地で墜落事故に遭遇。71名の犠牲者を出し、生存者はわずかに6名という悲劇に巻き込まれた。「スペルガの悲劇を思い起こさせる」とローマ教皇・フランシスコが語ったように、1949年5月4日に起きたあの事故の記憶を、私達は消し去る事は出来ない。あれはイタリアサッカー史上最強の、グランデ・トリノがこの世から消え去った瞬間だったから。選手・関係者を含む31名の犠牲者。生存者は1人もいなかった。
メデジンでの事故から1年が過ぎた。トリノFC会長ウルバーノ・カイロはシャペコエンセのデ・ネス・フィーリョ会長に約束する。我々トリノFCはシャペコエンセを讃えるためのユニフォームを着用し、次のカンピオナートを戦う。12月2日土曜日、キャプテンのアンドレア・ベロッティとそのチームメイトは、シャペコエンセのカラーである緑のユニフォームに袖を通し、ピッチへ向かう。我々はこの特別なユニフォームのレプリカを1500着限定で販売し、利益を遺族に寄付することをここに宣言する。逝ってしまった彼らを忘れないために、彼らをより近くに感じるために。
トーロとシャペコエンセ。我々は運命で結ばれている。
永遠の友より。
Sempre Forza Toro