【2021/2022】TORINO FC PRIMA SQUADRA
今夏の移籍市場も閉幕を迎え、各クラブは今季の陣容を確定させた。トリノは前節1-2で敗れたフィオレンティーナ戰後、「ここまで移籍市場に投資をしないなんて聞いてない(怒)」とクラブへの不満をぶちまけた指揮官イヴァン・ユリッチのコメントに奮い立ったのか、ウルバーノ・カイロ会長とダヴィデ・ヴァニャーティSDがメルカート最終日を目前にして有力選手を複数人獲得。スカッドの大幅なレベルアップに成功している。ちなみにトリノの選手たちの市場評価額の平均は現在セリエA10位だそうだ。
さて今回は期待の新戦力たちを含めた新生トーロの選手紹介を背番号順に書いていこうと思う。ちなみに今季のトップチームの平均年齢は25.7歳。セリエAでは5番目に若いチームとなっている。総員29名と人数がやや多いため長文での投稿となるが最後まで読んで頂ければ幸いだ。
- 監督 イヴァン・ユリッチ NEW!
- 1. エトリト・ベリシャ NEW!
- 3. グレイソン・ブレーメル
- 4. トンマーゾ・ポベガ NEW!
- 5. アルマンド・イッツォ
- 6. ダヴィド・ズィマ NEW!
- 7. シモーネ・ザザ
- 8. ダニエレ・バゼッリ
- 9. アンドレア・ベロッティ
- 10. サシャ・ルキッチ
- 11.マルコ・ピアツァ NEW!
- 13.リカルド・ロドリゲス
- 14. ヨシップ・ブレカロ NEW!
- 15. クリスティアン・アンサルディ
- 17. ウィルフリード・シンゴ
- 19. アントニオ・サナブリア
- 20. シモーネ・エデラ
- 22. デニス・プラート NEW!
- 24. シモーネ・ヴェルディ
- 25. ベン・ラシヌ・コネ
- 26. コフィ・ジジ
- 27. メルギム・ヴォイヴォダ
- 32. ヴァンヤ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ
- 34. オラ・アイナ
- 38. ロランド・マンドラーゴラ
- 70. マグナス・ワルミング NEW!
- 77. カロル・リネッティ
- 88. トマス・リンコン
- 89. ルカ・ジェメッロ
- 99. アレッサンドロ・ブオンジョルノ
監督 イヴァン・ユリッチ NEW!
1975年8月25日生まれ
クロアチア国籍
エラス・ヴェローナでの大躍進が記憶に新しい名将。アタランタ指揮官のジャンピエロ・ガスペリーニを師に持ち、彼と同じ3-4-2-1の布陣を好む。インテンシティの高いハイプレス&ショートカウンターを身上とするため、リトリート&ロングカウンターが主体であったダヴィデ・ニコラのトリノとは全く違うチームを作ってくるだろう。なお、審判団に対する猛抗議や暴言での退席の多さはワルテル・マッツァーリを彷彿とさせるためなんだか少し懐かしい。
1. エトリト・ベリシャ NEW!
1989年3月10日生まれ
アルバニア代表
契約解除にてクラブを去ったサルヴァトーレ・シリグの穴を埋める形でSPALより加入したアルバニア代表キャプテン。序列としては第二GKとしてのスタートが予想されるが、プレシーズンのAZ戰では安定したパフォーマンスを披露。ゴールキックやパスの精度にはやや難ありだが、セリエAや国際舞台での豊富な経験を武器に正守護神の座を狙う。個人的な予想だがシーズン中にレギュラー奪取しそう。
3. グレイソン・ブレーメル
1997年3月18日生まれ
ブラジル国籍
ニコラ・エンクルが去り、今季から本格的にディフェンスリーダーとしての活躍が期待される武闘派センターバック。ビルドアップ時の堅実性やパスセンスはまだまだ前任者に及ばないものの、強靭な肉体と闘争心を活かした対人の強さはプレミアリーグの強豪も興味を持つほど。空中戦の強さも武器で、セットプレー時の得点源としても貢献できる。プレシーズンに「チャンピオンズリーグに出たい」との不穏なコメントを残しティフォージを恐怖に陥れたが無事残留。
4. トンマーゾ・ポベガ NEW!
1999年7月15日生まれ
U-21イタリア代表
1年間のドライローンにてミランから加入した万能型センターハーフ。昨季ローン修行に出向いたスペツィアでブレイクした。豊富な運動量や展開力、球際の強さなど様々な特長を持つ有望株で、ユリッチのサッカーにもフィットしそうだ。3-4-2-1の布陣では主にボランチの位置でプレーすることが予想されるが、レギュラー奪取へ向けライバルは多いため懸命なアピールが必要となるだろう。顔がびっくりするくらい丸い。
5. アルマンド・イッツォ
1992年3月2日生まれ
イタリア代表
一対一の強さや機を見た攻撃参加が持ち味のセンターバック。ロッカールームではチームに闘魂を注入する兄貴的存在であり、平均年齢の若い守備陣を統率する漢気溢れるプレーが最大の特徴だ。「今季は次のW杯に向けてアッズーリ復帰を目標にする」と公言したが、3バックの右専門家として知られておりロベルト・マンチーニの採用する4バックでは真価を発揮できないのが痛いところ。ただ年齢的にも脂の乗った時期なため、継続的なハイパフォーマンスを見せられればノーチャンスではないだろう。
6. ダヴィド・ズィマ NEW!
2000年11月8日生まれ
チェコ代表
スラヴィア・プラハから€500万の移籍金にて加入した若きセンターバック。190cmの長身を活かした守備と高いビルドアップ能力が武器なため、3バックでは中央が最も適したポジションとなるだろう。弱冠20歳という年齢ながらもチェコA代表として既に2キャップを刻んでおり、さらにクラブレベルでも欧州の舞台を経験済み。トリノでもレギュラー争いに食い込む活躍が期待される。“ズィマ”か“ジマ”かで意見が割れそうだが恐らく前者。
7. シモーネ・ザザ
1991年6月25日生まれ
元イタリア代表
トリノ加入後3年目を迎える今季は、背番号を変えて心機一転。ユリッチの3-4-2-1ではワントップの3番手という非常に厳しい立場からのスタートとなっており、移籍が有力視されたが負傷の影響もあり結局残留した。加入当初から移籍金と期待に見合う活躍は未だに出来ておらず、ティフォージから愛想を尽かされている感は拭えないが、持ち前の明るいキャラクターと我武者羅に走り回る闘争心で今季こそ得点数を増やしたい。昨季同様スーパーサブ的な立場としてなら出場機会はありそう。
8. ダニエレ・バゼッリ
1992年3月12日生まれ
元イタリア代表
運動量とパスセンス、鋭い戦術眼や端正な顔立ちなど様々な武器を備えており実力で言えばレギュラー候補ではあるが、今夏は度重なる怪我や新戦力たちの加入により評価が暴落。構想外であるとして退団すら実しやかに噂された。ダブルボランチだけでなくシャドーにも対応可能なイケメンだが、序列的には現状ベンチが定位置。まずはコンディションを整えて指揮官を納得させたい。
9. アンドレア・ベロッティ
1993年12月20日生まれ
イタリア代表
ステップアップの噂が市場を賑わせたのが記憶に新しいが、今季もトリノのカピターノとしてアームバンドを巻く。契約延長についてはまだ不透明な状況だが、彼の残留はひとまず“補強”として捉えていいだろう。前線からガンガンプレスを掛けていくスタイルはユリッチのサッカーにも合うはず。強力な援護射撃を期待できる新たな仲間も多く加わったため、今季はより一層の爆発が望まれる。
10. サシャ・ルキッチ
1996年8月13日生まれ
セルビア代表
トリノでの5シーズン目を迎えるゲームメイカー。広い視野とテンポの良い散らしでリズムを作るプレーが得意だがここ2シーズンは低調なプレーぶりに終始しており、今季から背番号10に袖を通す事に対しティフォージからは非難が殺到している。ユリッチからは一定の評価を得ているものの、新戦力たちの到着によりとりあえずはベンチ行きが濃厚。試合中我を失ってラフプレーに走る事も少なくないため、もう少し精神的な成長が必要だろう。
11.マルコ・ピアツァ NEW!
1995年5月6日生まれ
クロアチア代表
宿敵ユヴェントスからの買取オプション付ローンにてトリノに加入した大型ウインガー。屈強なフィジカルを活かした迫力あるドリブルで相手守備陣を切り裂く。本人もコメントしている通り加入直後からコンディションが非常に良く、左シャドーの位置で早くも攻撃の中心となっている。代表からは約3年ほど遠ざかっており、ここに復帰することがトリノでの個人的な目標になりそう。
13.リカルド・ロドリゲス
1992年8月25日生まれ
スイス代表
トリノ1年目の昨季は、獲得をリクエストしたマルコ・ジャンパオロが早々とクラブを去ったため、後半戦はほぼ構想外。ユリッチの下でもノーチャンスかと思われたが、3バックの左という役割を与えられ一気にレギュラー候補になった。積極的な攻撃参加とビルドアップ能力を買われてはいるものの、守備に関しては危ういシーンが散見されるため未だに昨季のネガティブなイメージは拭えていない。若手ブオンジョルノとのレギュラー争いに勝利できるか。
14. ヨシップ・ブレカロ NEW!
1998年6月23日生まれ
クロアチア代表
同胞ピアツァとともにツーシャドーの一角を担うアタッカー候補として、ヴォルフスブルクより買取オプション付ローンにて獲得。複数ビッグクラブからの関心もあった中、なぜかユリッチ率いるトリノを新天地に選んだ。ピアツァとは違い主にスピードを武器とするスタイルなため、主にカウンター発動時などにおいて真価を発揮してくれるだろう。新たなイケメン枠として、また主砲ベロッティをサポートする働きに期待大だ。
15. クリスティアン・アンサルディ
1986年9月20日生まれ
元アルゼンチン代表
トリノ加入後4年間に渡ってクリスティアン・モリナーロ、オラ・アイナ、ディエゴ・ラクサール、ニコラ・ムッルらとのレギュラー争いに巻き込まれながらも見事全勝中のベテランウイングバック。左サイドが主戦場ではあるが両利きなため、縦に突破してクロスやカットインしてミドルシュートなど様々なプレーパターンを誇る。卓越したテクニックで何度もチャンスを演出してきた主力中の主力であり、休みの日は子供たちと過ごす良きパパでもある。なおInstagramのストーリーは毎回宗教染みていてクセが非常に強い。
17. ウィルフリード・シンゴ
2000年12月25日生まれ
コートジボワール代表
昨季本格的にブレイクした右サイドのスピードスター。今年は代表デビューも果たし、東京五輪にも出場するなど目覚ましい成長を見せており、今季も右ウイングバックのレギュラーとして大きな期待がかかる。攻撃だけでなく守備においても粘り強いマーキングで貢献できるため、選手として年齢に見合わない成熟度が非常に素晴らしい。しかしひとたびピッチを出るとインタビューの時異常に緊張していたりするのでギャップ萌え必至。
19. アントニオ・サナブリア
1996年3月4日生まれ
パラグアイ代表
昨季は冬の移籍市場でトリノに加入し、重要な場面でのゴールでチームのセリエA残留に貢献。ベロッティのように屈強なフィジカルがある訳ではないが、足元のスキルではカピターノを上回るものを持っており、味方からの縦パスを収める技術が非常に高い。ボールを収めてからのサイドチェンジやチャンスメイクも得意なプレーなため、シャドーとして起用しても面白そうだ。
20. シモーネ・エデラ
1997年1月9日生まれ
イタリア国籍
レッジーナからローンバック。セリエBでは好プレーを見せていたためレッジーナは買い取る意向を見せていたものの、シーズン終盤に靭帯断裂の重傷を負ってしまい完全移籍の話は白紙に。治療とリハビリのためトリノへと帰還した。スピード溢れる仕掛けが持ち味だが近年は大きく伸び悩んでいる。一応背番号を貰ってはいるもののトリノでは既に構想外なため、戦線に復帰し次第再び新天地を探す事になるだろう。
22. デニス・プラート NEW!
1994年5月14日生まれ
ベルギー代表
2年ぶりにセリエAの舞台へと帰って来たベルギー代表プレーメーカー。レスター・シティからの買取オプション付ローンにてトリノに加入した。なんと言っても正確なキックとキープ力、パスセンスが素晴らしく、トリノでも司令塔として主力となる事が期待されている。中盤なら基本的にどこでもこなせるが、果たしてユリッチはどこで使うか。個人的にはマンドラーゴラとコンビを組んでほしい。
24. シモーネ・ヴェルディ
1992年7月12日生まれ
元イタリア代表
両足を器用に扱ったドリブル突破からのフィニッシュが持ち味!という触れ込みでトリノへと来たが、ザザ以上に移籍金に見合うパフォーマンスを見せられていないのが現状。ボローニャ時代名を馳せたフリーキックも枠に飛ぶことすら珍しいという有様で、近年は完全なるスランプに陥っている。ブレカロやピアツァの加入で立場はますます危ういものになっており、トリノ3シーズン目となる今季が正念場かもしれない。
25. ベン・ラシヌ・コネ
2000年3月14日生まれ
コートジボワール国籍
2シーズン前のプリマヴェーラで背番号10を背負った左利きの攻撃的ミッドフィールダー。昨季コゼンツァでのローン修行で評価を上げた。テクニックと運動量を兼備する現代的なアタッカーで、守備時の貢献にも期待できる。メルカート最終日にペルージャへのローンが決まりかけたが時間に間に合わず破談。少なくとも冬まではトリノに残ることとなったが、同ポジションの先輩たちに阻まれ出場機会を得るのは難しそうだ。
26. コフィ・ジジ
1992年11月30日生まれ
コートジボワール国籍
欧州の切符を争った3シーズン前のトリノで、エンクルやイッツォと共にセンターバックの一角として堅守を支えた。翌シーズンから調子を落としベンチ行きとなったため昨季はクロトーネにローン。帰って来た今季も控えからの再出発となるが、フォームを取り戻せばレギュラーに返り咲く能力は充分にある。スピードのある相手には滅法強いが、フィジカルのあるタイプには手を焼くことが多い。
27. メルギム・ヴォイヴォダ
1995年2月1日生まれ
コソヴォ代表
フットサル選手のような繊細な足元のスキルと豊富すぎる運動量が武器の右ウイングバック。187cmと上背もあり守備力も高いため3バックの右にも対応可。トリノ1年目の昨季はレギュラー候補として迎えられたが、シンゴの台頭や自身のコロナ感染など不運な要素が重なり不完全燃焼に終わった。スピードを武器とするシンゴとはタイプが異なるため、相手によってこの2人を使い分ける起用法も面白そうだ。
32. ヴァンヤ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ
1997年2月20日生まれ
セルビア国籍
恵まれた体格を活かしたダイナミックなセービングとフィールドプレーヤー顔負けの足下のスキルが特徴。トリノ4年目となる今季は、シリグが去った事でユリッチに正守護神の座を与えられたが、未だに期待に見合うパフォーマンスは披露できていない。弱点である低い弾道のシュートストップやコラプシングの稚拙さを改善できればもう一皮剥けられるか。年齢的にもまだまだこれからだ。
34. オラ・アイナ
1996年10月8日生まれ
ナイジェリア代表
フルアムでのローンを終えて復帰。両サイドを高いレベルでこなすが、マッツァーリ政権同様左ウイングバックでの起用が主になるだろう。強靭なフィジカルとシザースを多用したドリブルでチャンスを演出する。代表でも不動の地位を築いており、国際舞台での経験も豊富。ただ2シーズン前は戦犯とも言える体たらくだったため、今季こそ先輩アンサルディとのレギュラー争いに勝利し汚名返上と行きたい。
38. ロランド・マンドラーゴラ
1997年6月29日生まれ
イタリア代表
ピンチの芽を摘むハードプレスで守備を締め、攻撃時には精度の高いパスと強烈なミドルシュートで相手ゴールを脅かす。高い個人能力で冬の加入後瞬く間に不動のレギュラーとなった。現行契約はユヴェントスからのローンだがユリッチのトリノでも中心選手として期待されており、ベロッティ不在時にはキャプテンマークも巻いている。チームの飛躍と共にアッズーリへのコンスタントな招集を目指す。
70. マグナス・ワルミング NEW!
2000年6月8日生まれ
U-21デンマーク代表
デンマーク2部リンビーから移籍金€150万で引き抜いたドリブラー。長い四肢を活かしたカットインからのフィニッシュが持ち味だ。海外初挑戦な上1部レベルでのプレーが今季初となっており、将来への投資との見方が強い。プレシーズンのキャンプでもユリッチからは「まだまだ」という評価を受けておりローン修行が噂されたが残留。ちなみに新たなイケメン枠の1人でもある。
77. カロル・リネッティ
1995年2月2日生まれ
ポーランド代表
大きな期待とともにサンプドリアから加入した昨季は散々な結果に。質と量をチームにもたらせる現代的なセンターハーフだが、ここまでのところ本来の力を発揮出来ていない。プレシーズンにユリッチによってシャドーへのコンバートもテストされたが結果は不合格。2センターハーフの位置でレギュラーを目指すシーズンとなりそうだ。サンプドリアで共にプレーしたプラートの加入を復活へのキッカケとしたいところ。
88. トマス・リンコン
1988ねん1月13日生まれ
ベネズエラ代表
加入後4シーズンの間レギュラーポジションを守り続けてきたが、今回の監督人事は彼にとって向かい風となりそう。センターハーフの序列では恐らく現状最下位となっており、事実メルカート最終日にはサンプドリアとの交渉が盛んに報じられた。代表では長らくキャプテンを務めており、国際経験も豊富。鋼のようなフィジカルで中盤を耕すファイターとしてセリエAでも名の知れた選手ではあるが、今季は苦しいシーズンとなりそうだ。
89. ルカ・ジェメッロ
2000年7月3日生まれ
イタリア国籍
コッパ・イタリアを制覇した3シーズン前のプリマヴェーラのメンバー。昨季はセリエCのレナーテに貸し出され正キーパーとして活躍した。今季もローンに出される事が濃厚だったがプレシーズンのキャンプで目覚ましい成長ぶりを見せ付けユリッチの評価を得る事に成功。第3キーパーという立場ではあるが見事残留を勝ち取っている。セービング能力に加えキックの精度も悪くなく、順調に成長すればトリノでの公式戦デビューも遠くなさそう。
99. アレッサンドロ・ブオンジョルノ
1999年6月6日生まれ
U-21イタリア代表
クラブ生え抜きの左利きセンターバック。クレバーかつ鋭い読みで相手アタッカーを封殺するそのプレーぶりはエミリアーノ・モレッティを彷彿とさせる。左足から繰り出されるパスの精度もかなり正確で、自らボールを運ぶ技術さえ向上すればリカルド・ロドリゲスとのポジション争いにも勝利できるはず。今季からヴァニャーティSDの補佐として強化部門で働くモレッティにも直々にアドバイスを貰っており、順調にいけば正統後継者として覚醒してくれそうだ。
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