トーロ、今季最初の公式戦を大勝で飾る
18/19コッパ・イタリア3回戦
トリノ 4-0 コゼンツァ
得点者 : バゼッリ、ベロッティ×2、リンコン
採点表(Toro News)
シリグ 6
イッツォ 6(67’ ブレーメル 6)、エンクル 6(83’ フェリーグラ -)、モレッティ 6
デ・シルヴェストリ 6、メイテ 6、リンコン 6.5、☆バゼッリ 7.5(75’ ルキッチ 6)、ベレンゲル 6
ファルケ 7、ベロッティ 7.5
トリノ、完璧な試合運びで好スタート
スタメンはプレシーズンずっと試してきた3-5-2。負傷者を除けばほぼベストメンバーというラインナップで試合に臨んだ。
前半9分、早くもトリノに先制点が生まれる。ファルケが蹴ったコーナーキックを、バゼッリがエリア外からダイレクトボレー。これが綺麗な軌道を描きながらゴールに吸い込まれ、トリノがスコアを1-0とした。
ゴラッソが決まり雰囲気も良くなったトリノはメイテ、リンコン、バゼッリらの中盤が完全にゲームを支配しコゼンツァに付け入る隙を与えない。28分、トリノはエースの得点でさらに突き放す。
カウンターの展開、右サイドでボールを持ち上がったデ・シルヴェストリが中央のバゼッリに折り返し、最後はベロッティがグラウンダー性のシュートを沈めた。トリノ待望の追加点でスコアは2-0に。
ジャイキリを狙うコゼンツァも前から積極的にプレスを仕掛けてくるが、トリノが誇るイッツォ、エンクル、モレッティの3バックはいずれもプレス回避に長けた選手たち。中盤のバゼッリやリンコンなどもビルドアップに参加しプレスを完全に無効化した。
後半に入ってもトリノペースは変わらない。66分、リンコンの縦パスをベロッティが落とし、これを受けたバゼッリが冷静にフリーのベロッティにリターンパス。ガッロは左足でこれを冷静に沈めドッピエッタを記録した。3-0。
さらなる追加点はわずかに1分後だった。ペナルティエリア内に切り込んだファルケが3人をかわし、最後は走り込んだリンコンが押し込み4-0に。ファルケの突破力は大きな武器だと再確認させられるような得点だった。
その後も手を緩めず追加点を狙い続けたトリノだが試合はこのまま終了。セリエA昇格組3クラブに加え、ウディネーゼもまさかの敗退を喫するなどジャイキリが多く見られた中、トリノはしっかりと勝利し無事4回戦進出を決めている。