トリノFC情報局

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トリノFC 2017/2018シーズン 前半戦の通信簿

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2017/2018シーズンも早いもので折り返し地点。メンバーが大きく入れ替わり臨んだ今季も残すところ約半分となった。今日は、EL出場を狙うトリノの、ここまでの闘いぶりを採点表風に振り返っていこうと思う。

 

トリノ   5.0

 

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チェルシーへ新たな挑戦に向かったダヴィデ・ザッパコスタの放出があったにせよ、メルカートで見事な立ち回りを見せ全体的な戦力は概ねアップ。上位進出も夢ではない陣容を擁し、開幕5試合負けなしとなかなかのスタートを切った。しかし第6節のトリノデルビーで0-4の大敗を喫すると、そこからチームは失速。クロトーネやヴェローナといった格下に勝ちきれずミハイロヴィッチ解任の噂まで出始める事態となった。インテルラツィオ相手に勝点をもぎ取るなど力の片鱗は見せたものの、EL出場を本気で目指すのであれば物足りないことこの上ない。シーズン前の期待値を考えれば、後半戦の巻き返しが必須ミッションといえる。

 

 

指揮官 シニシャ・ミハイロヴィッチ  5.0

 

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ペトラーキはミハイロヴィッチのリクエストする補強を忠実に遂行した。彼は望み通りの陣容で新シーズンを迎えることとなったが、蓋を開けてみればこの有り様。周囲の期待とは裏腹にチームは中位に低迷し、試合内容も希望を持てるものではない。引き分けに終わったヴェローナ戦やクロトーネ戦のあと決まり文句のように繰り返す「我々は試合を支配した」という言葉は、もうティフォージからすれば聞き飽きたものだ。試合は支配すればいいのではなく、ゴールを決め、ゴールを守らなければならない。彼が獲得を熱望したエムバイェ・ニアンの無様なプレーぶりがミハイロヴィッチの監督としての限界を物語っているといえよう。このままでは、確実に来季はサヨナラだ。

 

 

 

ここからは背番号順に選手個人の採点をしていきます(ポジション別だと誰か忘れそうなので)

 

 

GK 1. サルヴァドール・イチャーソ  -

 

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セリエA 0試合出場

コッパ・イタリア 0試合出場

 

アッズーリで長らくジャンルイージブッフォンの控えを務めてきたサルヴァトーレ・シリグ、そして弱冠20歳の新鋭ヴァンヤ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチらの陰に隠れ、今季はまだ出番が訪れていない。コロンビアのクラブからオファーが届いているとの報道もあり、冬のメルカートでチームメイトに別れを告げる可能性が高いだろう。

 

 

DF 3. クリスティアン・モリナーロ  6.0

 

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セリエA 11試合出場 1アシスト

コッパ・イタリア 3試合出場 1アシスト

 

クリスティアン・アンサルディの加入やアントニオ・バレーカの台頭でベンチが定位置になるはずが、負傷した彼らの穴埋めを託され比較的多くの出場機会を得ることとなった。シーズン序盤は低調な出来に終始しもはや限界かと思われたが、徐々にコンディションを上げていき現在では安定したパフォーマンスを披露している。アンサルディの復帰まではまだまだ時間がかかりそうで、シーズン後半も彼のさらなる奮起が期待されるだろう。

 

 

DF 4. ケヴィン・ボニファーツィ  5.0

 

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セリエA 0試合出場

コッパ・イタリア 1試合出場

 

SPALでのパフォーマンスを評価され満を持してのローンバックだったが、ニコラ・エンクルら実力者たちとのレギュラー争いに完敗。カンピオナートでは一度も出番を与えられていない。唯一出場したコッパ・イタリアのカルピ戦ではまずまずのパフォーマンスを見せたが、センターバックの序列では最下位に甘んじている。さらに悪いことに、気がついたら負傷離脱しており、泣きっ面に蜂といったところだ。冬のメルカートでは他クラブに再び貸し出される可能性も報じられており、将来を嘱望される彼にとって今は正念場といえる。

 

 

MF 5. ミルコ・ヴァルディフィオーリ  5.0

 

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セリエA 9試合出場

コッパ・イタリア 2試合出場

 

4-2-3-1の布陣を昨季に引き続き採用した今季序盤は全く出番がなく、得意の4-3-3に戻った後もトーマス・リンコンの控えに回るだろうと思われていたが、ミハイロヴィッチが彼とリンコン、ダニエレ・バゼッリを中盤に並べる布陣を選択したことでレギュラーポジションを取り戻した。しかしながらその期待に見合うパフォーマンスを披露しているとは言いがたく、ウィークポイントである運動量の少なさが露呈してしまっているのが現状だ。彼のパス精度や視野の広さはチームナンバーワンといっても過言ではないだけに、いち早く本来の彼に戻って欲しいところだ。

 

 

MF 6. アフリイェ・アックア  5.0

 

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セリエA 8試合出場

コッパ・イタリア 3試合出場

 

4-3-3に戻しただけでそんなに変わる?というくらいにパフォーマンスが良くない。ゴリゴリのフィジカルで中盤を耕した昨季のアックアはどこへ行ってしまったのか。攻撃参加も少なく、不用意なボールロストもかなり目立つ。今夏のメルカートでクラブはバーミンガムからのオファーを拒絶したが、その選択は今となっては後悔すべきものとして記憶されている。契約延長の交渉も進んでおらず、冬のメルカートではジェノアなどが獲得を狙うと報じられている。残念ながら、適正価格であれば売却の線が有力だろう。

 

 

MF 8. ダニエレ・バゼッリ  6.0

 

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セリエA 15試合出場 2得点 1アシスト

コッパ・イタリア 1試合出場

 

トリノの中盤にクオリティをもたらすキーマンとして及第点のパフォーマンスを披露。度重なる布陣変更の中でポジションを維持している中盤の選手は彼だけだ。最近は調子を落としているが、重要な駒であることに変わりはない。もっとゴール前に顔を出す回数を増やせば、自ずと得点に絡む機会も増えるはず。ただ目標とするアッズーリ選出のためには、継続性という意味でもう少し成長する必要がありそうだ。

 

FW 9. アンドレア・ベロッティ  5.0

 

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セリエA 15試合出場 4得点 1アシスト

コッパ・イタリア 3試合出場 3得点 2アシスト

 

幾多のビッグクラブからの関心の中残留したガッロは、今季から正式にカピターノに就任し、より大きな責任の中でプレーすることとなった。今季序盤はサッスオーロ戦で決めたバイシクルシュートを含め、トレードマークである”ニワトリパフォーマンス"を何度も披露していたが、ヴェローナ戦での負傷離脱から状況は一変。復帰後は明らかにコンディションが悪く、低調な出来に終始している。無謀なドリブルから当たり前のようにロストを繰り返し、人が変わってしまったように最悪のプレーを披露しているのが現状である。

 

 

FW 10. アデム・リャイッチ  6.0

 

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セリエA 16試合出場 3得点 5アシスト

コッパ・イタリア 1試合出場 3アシスト

 

素行不良による規律違反でスタンド送りになったラツィオ戦までは、継続してスタメン出場を記録。攻撃の中核としてチームを引っ張る活躍を見せた。トップ下から左ウイングへと役割が戻りややパフォーマンスを落としたが、5アシストという数字はセリエA7位タイ。立派な数字である。第17節ナポリ戦で負傷してしまい、しばらく戦線を離脱することが決定してしまったため、チームとしてはかなりの痛手となりそうだ。

 

 

FW 11. エムバイェ・ニアン  4.5

 

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セリエA 14試合出場 1得点 1アシスト

コッパ・イタリア 2試合出場 2アシスト

 

このセネガル代表アタッカーは、トリノ史上最高額にして最悪の買い物として記憶される選手となりつつある。ミハイロヴィッチが獲得を熱望した選手だが、移籍金に見合うパフォーマンスを披露したことはまだ一度もない。才能の片鱗を見せるシーンが数えるほどあるだけだ。”ミランを出る喜び"を体現していない数少ない選手という意味では、稀有な存在だといえる。何をどう取っても不合格だった。しかし年内最後のジェノア戦ではベロッティの代役としてセンターフォワードで起用され、なかなかのパフォーマンス。浮上のきっかけとして欲しいところだ。

 

 

DF 13. ニコラス・ブルディッソ  6.5

 

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セリエA 8試合出場

コッパ・イタリア 0試合出場

 

ディフェンスリーダーとしての役割を期待され加入したが、開幕から11試合なぜか出番を貰えず。第12節の古巣インテル戦でようやくトリノの選手として初めてピッチに立った。そこからはがっちりとポジションを確保し、百戦錬磨のベテランらしい堂々としたプレーぶりで最終ラインを統率。ビルドアップ時のパスも非常に堅実で、ほとんど言うことはないといった印象だ。彼との契約は今季限りとなっているが、年齢的な衰えを感じる場面もなく、契約延長もあり得るのではないだろうか。

 

 

FW 14. イアゴ・ファルケ  6.5

 

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セリエA 19試合出場 7得点 1アシスト

コッパ・イタリア 2試合出場 2得点 2アシスト

 

トリノの切り込み隊長としてチーム内得点ランクトップの活躍。ワイドにポジションを取ったと思えば降りてゲームメイクに参加したり、守勢時には深い位置まで戻り守備にも貢献した。彼がいなければもう少し順位は下だったことだろう。ベロッティやニアンらが低調なプレーを見せる中、攻撃陣においてひときわ目立つパフォーマンスだった。欲を言えば、後半戦では得意のカットインシュートをもっと見せて欲しいところだ。

 

 

DF 15. クリスティアン・アンサルディ  7.0

 

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セリエA 8試合出場 2アシスト

コッパ・イタリア 0試合出場

 

フィールドの選手では、文句なしで前半戦のベストプレーヤーだ。加入後チームにもすんなりとフィットしてみせ、あっという間に欠かせない主力となってくれた。左右のサイドバックをこなせる器用さもさながら、繊細な足元のテクニックと効果的な上下動、サイドバックとしては破格の突破力で攻守ともに大車輪の活躍。トリノのサイドアタックにおいて常に相手の脅威であり続けた。メルカート最終日で彼を獲得したのは大正解だったといえる。現在は負傷箇所の手術により戦線を離脱中。

 

 

MF 16. サミュエル・グスタフソン  5.5

 

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セリエA 4試合出場

コッパ・イタリア 1試合出場

 

前半戦、トリノの中盤で最もプレータイムの少ない選手となった。彼をチームに残すことを決めたミハイロヴィッチから何度かチャンスを与えられたが、活かすことはできず。マルコ・ベナッシやサシャ・ルキッチの退団、得意の4-3-3への再シフトなど彼にとっては好条件の中でのチャレンジだったわけだが、期待を裏切る結果となってしまった。コッパ・イタリアのカルピ戦では自信に繋がるプレーを披露し、そこから出場機会も増えるかというところだったが、レギュラー陣の壁は厚く定位置はベンチで変わっていない。冬のメルカートで、今夏も噂されたプロ・ヴェルチェッリ行きが濃厚と思われる。

 

 

FW 19. マヌエル・デルーカ -

 

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セリエA 0試合出場

コッパ・イタリア 0試合出場

 

昨季はプリマヴェーラのエースとしてカンピオナートで得点を量産したデルーカだが、トップチーム昇格1年目は早くも失意の年となりそうだ。公式戦では未だ出番を与えられておらず、戦力外の状況が続いている。コッパ・イタリアでもチャンスがないということは、よほどミハイロヴィッチを納得させられていないのだろう。冬のメルカートで、出場機会の見込めるクラブに貸し出されることが決定的だ。

 

 

FW 20. シモーネ・エデラ  6.5

 

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セリエA 5試合出場 1得点

コッパ・イタリア 3試合出場 1得点

 

序盤戦はほとんどプレー機会に恵まれなかったが、ここにきて徐々に出場機会を掴み始めている。出場した試合ではいずれもインパクトのあるパフォーマンスを発揮しており、カンピオナートのラツィオ戦、コッパ・イタリアのローマ戦と強豪相手にゴールを奪う活躍を見せた。まだまだ荒削りな部分は見受けられるが、彼の貢献度とポテンシャルを考えれば、ニアンより出場機会が少ないのは到底納得できることではない。右ウイングのレギュラーはファルケでこれからも変わらないと思われるが、いずれにしてもさらにプレータイムは増えていきそうだ。

 

 

FW 21. アレハンドロ・ベレンゲル  5.5

 

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セリエA 12試合出場 1得点

コッパ・イタリア 2試合出場 1得点

 

ニアンと同じく、彼も期待されての加入だったが、期待に応えるパフォーマンスを見せているとは言えない。序盤はロストマシーンぶりを存分に発揮してくれたし、ある意味では違いを生み出していた。周囲との連携も悪く、チームに溶け込めていないのではないかと勘ぐってしまうほどだ。ただ、セリエA初挑戦、並びに海外初挑戦ということで情状酌量の余地はある。ここにきてやや調子が上向いてきている傾向も見られ、セリエAに慣れ始めているといったところか。これからの期待も込めて、この点数とした。

 

 

MF 22. ジョエル・オビ  6.5

 

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セリエA 11試合出場 2得点 2アシスト

コッパ・イタリア 2試合出場1得点

 

昨季の低調なパフォーマンスにより彼の名前は放出リストに記載されていたが、プレシーズンでは好プレーを披露。そこから続く好調をそのままシーズンに持ち込むことに成功した格好だ。序列の上でもレギュラークラスにまで昇格し、今や昨季後半戦のレギュラーであったアックアを追い越している。持ち前のハードプレスと縦への推進力、豊富な運動量でトリノの中盤にとって貴重なピースとなった。代表からは長らく遠ざかっているが、彼の活躍ぶりは代表復帰の噂も出るほど。W杯出場へ向けこれからもこの調子でアピールを続けて欲しいものだ。

 

 

DF 23. アントニオ・バレーカ  5.0 

 

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セリエA 5試合出場

コッパ・イタリア 0試合出場

 

負傷の影響もあり、失意の前半戦となった。実力者アンサルディやベテランのモリナーロらの後塵を拝し、左サイドバックの序列でも今や3番手にまで降格している。出場した試合の中でも消極的なプレーが目立ち、持ち前のスピードや高速クロスを披露する場面は非常に少ない。アンサルディの離脱により今後出番は増えそうなだけに、強豪の目にも留まっていた昨季前半戦の勢いを取り戻すプレーぶりを期待したい。

 

 

DF 24. エミリアーノ・モレッティ  6.0

 

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セリエA 8試合出場

コッパ・イタリア 2試合出場

 

メンバーが大きく入れ替わり昨季から所属する唯一のセンターバックとして臨んだ今季序盤は、エンクルとコンビを組みレギュラーの座をキープしていたが、第12節インテル戦からブルディッソにポジションを奪われてしまった。レギュラーとしての立場こそ失ったが、頼れる控えとしての存在は非常に大きく、出場した試合では基本的に安定したパフォーマンスを見せている。まだまだシーズンは長いだけに、これからは精神的支柱としての役割も求められそうだ。

 

 

DF 29. ロレンツォ・デシルヴェストリ  6.0

 

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セリエA 17試合出場 1得点 2アシスト

コッパ・イタリア 3試合出場 2得点

 

ザッパコスタのチェルシー移籍に伴い右サイドバックのレギュラーに昇格。アンサルディもこのポジションでプレー可能だが、彼が実質的に左の駒として計算されていることから本職はこのデシルヴェストリのみ。そんな状況の中疲労も見せず、負傷離脱もせずにフル稼働してくれた。守備時の対応にややマズい部分があるが、持ち前の身体能力とバランス感覚を活かし、文字通り欠かせない選手となっている。冬のメルカートでは、層の薄い右サイドバックのポジションに、彼を休ませられる選手を獲得することがクラブには求められるだろう。

 

 

FW 31. ルーカス・ボジェ  5.5

 

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セリエA 9試合出場

コッパ・イタリア 2試合出場

 

ニアンやベレンゲルの加入により案の定プレータイムは減ったにしても、公式戦ノーゴールは褒められたものではない。昨季後半戦はレギュラーだった彼も、今や序列ではニアン、ベレンゲルらに次ぐ3番手だ。なんと言っても不用意なパスミスが多く、プレーに意図が感じられないのが大きい。ニアンほど酷くはないが、ミハイロヴィッチからの評価は確実に落ちており、冬のメルカートで適切なオファーが届けば売却対象であると思われる。彼の獲得にはヴェローナをはじめSPALやベネヴェントも興味を示しているようだ。

 

 

GK 32. ヴァンヤ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ  6.5

 

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セリエA 0試合出場

コッパ・イタリア 2試合出場

 

カンピオナートでの出場こそないものの、出場したコッパ・イタリアの2試合ではいずれも印象に残るパフォーマンス。カルピ戦ではクリーンシート達成&バーを叩くフリーキックを披露、ローマ戦ではマンオブザマッチに相応しいプレーぶりで勝利に貢献した。セービング能力だけでなく足元の技術にも優れており、ロングパスの成功率は非常に高い。スキルならシリグを上回っており、ビルドアップにも貢献できる現代的なGKといえる。これからの成長にかなり期待が持てそうな1人だ。

 

 

DF 33. ニコラ・エンクル  7.0

 

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セリエA 19試合出場 1得点

コッパ・イタリア 1試合出場

 

リヨンからのローンで加入したエンクルの買取OPは、もはや行使されることが時間の問題となっている。完成されたセンターバックとして、トリノの守備陣で完全に不動の地位を築き上げた。弱点といえる弱点もほとんどなく、足元の技術も非常に高いものがある。いわゆる安心して見ていられるタイプのDF。アンサルディと並び、フィールドプレーヤーの中で最も評価されるに相応しいプレーぶりを見せてくれた。

 

 

GK 39. サルヴァトーレ・シリグ  8.0

 

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セリエA 19試合出場

コッパ・イタリア 1試合出場

 

まずは、彼をフリートランスファーで連れて来ることに成功したジャンルーカ・ペトラーキSDを讃えなければならない。イタリア人でも指折りの実力者であるシリグの加入は、ジョー・ハートの影を完全に吹き飛ばした。笑ってしまうくらいにスーパーセーブを連発し、流石としか言いようのないパフォーマンスだった。ウィークポイントだった足元の技術にも改善が見られ、パスの精度も向上しているようだ。彼が拾ってくれた勝点はたくさんあるだけに、幾度となくチャンスを逃し続けだ攻撃陣は彼に感謝すべきだろう。

 

 

MF 88. トーマス・リンコン  6.5

 

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セリエA 18試合出場 1得点

コッパ・イタリア 1試合出場

 

彼の購入もまた正しいものであった。アンカーにメッザーラと柔軟に対応してみせ、瞬く間にトリノの主力となっている。ファウルが多過ぎることを除けば、及第点以上の活躍だった。フィジカルと守備力だけでなくパス精度も悪くなく、パスミスの多いアックアは彼を見て勉強すべきだろう。彼のローンも買取OPが付いており、シーズンの半分以上(カンピオナート19試合)出場で買取義務が発動する契約だ。彼が完全にトリノの選手となる日も近いだろう。

 

 

DF 97. リャンコ・ヴォイノヴィッチ  6.5

 

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セリエA 4試合出場

コッパ・イタリア 2試合出場

 

彼にとっては、明るい未来が待っていることを証明した前半戦となった。弱冠20歳という年齢ながら完成されたフィジカル、闘争心とハードマーカーぶりを存分に発揮した。センターバックの序列でもエンクル、ブルディッソに次ぎ3番手の座を手に入れており、周囲の期待を上回った格好だ。欧州初挑戦であるという点も考慮すれば、将来が末恐ろしいほどである。足元のスキルも眼を見張るものがあり、近い将来は守備的なポジションであれば中盤もこなせるようになるのではないだろうか。

 

 

FW 99. ウマル・サディク  4.0

 

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セリエA 3試合出場

コッパ・イタリア 3試合出場

 

ローンとはいえ、完全に無駄な買い物だった。ウディネーゼへと新天地を求めたマキシ・ロペスの後釜として加入したが、今となってはベロッティの控えを務め得る器ではないことは誰の目にも明らかだ。フィジカルが弱くボールを失うことが得意で、そしてなにより決定的なチャンスをフイにする能力に秀でていた。ミハイロヴィッチからは非常に早い段階で失格の烙印を押されており、既に戦力外状態が続いている。冬のメルカートでは退団が既定路線だ。

 

 

Sempre Forza Toro