トリノFC情報局

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トリニスタのイタリア紀行⑦(最終回)〜Ci vediamo, Italia!〜

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日本人トリニスタ、イタリアでの約90日間の滞在を終える

 

更新サボってました。Scusa!...あここ日本か。ごめんなさい!(うざい) とにかく、トリノでの長いようで短いローン移籍期間を終え、年末に日本にローンバックしてきた。僕が望んでいた買取オプションの行使は叶わず、イタリアでの楽しい時間は終わってしまった。

 

僕がブログの更新をサボっていた大きな理由は、何を隠そう「現実逃避」である。「日本に帰ってきた」という現実を思い知らされるのが嫌だった僕は、2019年に入ってから友達という友達を(時には両親さえも)呑みに誘い、まるで失恋したかのように夜の街に繰り出した。実際には失恋と真逆のものをトリノで手に入れたわけだが、それについてはここでは書かないことにしよう。

 

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僕のブログを読んでくれている方々は、僕がジェノヴァに行ったところから時が止まっていることだろう。申し訳ない。トリノでの最後の1ヶ月は、まるでロベルト・ソリアーノのトーロ在籍期間のごとく早々と過ぎ去っていった。トリノ大学の日本語の授業に潜入したり、バルでトリノデルビーを見たり、ミラノに旅行したり...。あーーーーイタリア戻りてえ。。

 

心の声が漏れてしまったところで、お口直しにミラノの写真でもご覧頂こう。

 

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ミラノ・チェントラーレ駅。中に何か祀られてるんか?と言いたくなるほどの「駅感の無さ」が目を惹く


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皆さんご存知ドゥオーモ。中に入りたかったがめっちゃ並んでた上天気も良くなかったので写真だけで我慢した


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ドゥオーモ広場の北に位置するガッレーリア。高級ブランドがずらりと並んでおり、1日1食プロジェクトを進行させていた僕は当然お呼びではなかった


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ダメだ名前が思い出せない。とにかくデカイショッピングモールだ。トリノにはない規模のもので、さすがミラノといった感じだった

 

ミラノで食べたものはこれ。

 

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ポルチーニ茸のペーストが入ったラビオリだ。たしかソースはボロネーゼだったかな?今でも思い出せるくらい美味しかった。たしか値段もそこまで高くなく、「ミラノは何でも高い」というわけではないようだ。

 

以前ミラニスタだった僕にとって、子供の頃憧れた街ミラノ。天気こそ良くなかったが、色んな場所を歩き、観光することができた。次行く時は晴れているといいな。

 

Ci vediamo, Torino!

 

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最終回なのに、お世話になった街トリノに触れない訳にはいかない。これはクリスマス仕様のモーレ・アントネッリアーナイタリア出国前日に撮った写真だ。あそうそう、クリスマスというイベントは日本では「カップルの行事」というイメージが強いがイタリアでは全く違う。完全に「家族の行事」だ。イタリア人はクリスマスの夜、家族で1つの卓を囲み食事をする。プレゼントを友達同士などで送り合う文化も日本ではあまり見られない光景だと感じた。ちなみに正月は友達と過ごすのが普通。これも正月は家族で過ごすことの多い日本とは違う。

 

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これはイタリアでの最後の晩餐。モーレ近くのレストランで食事をした。楽しかったイタリアもこれで終わりかーと思いながら食べたのを今でも覚えている。悲しみに暮れながら店を出て、ジェラートを食べたりなんだりし、メトロの駅へ。

 

ここで、最後の最後で、話のネタになるイベントが待っていた!!!

 

この日はクリスマス。でもまさか公共交通機関の運行時間までもが変わるとは思わんやん...そう、お察しの通り、僕はトリノ最終日にして初めて終電を逃した。

 

僕がメトロに乗ろうとした駅はポルタ・ヌオヴァ駅。僕の家があるポッツォ・ストラーダまで実に1時間を掛け、夜23時のイタリアを1人歩いた。ナポリなんかでは時間帯的に危険なのかもしれないが、はっきり言ってトリノは治安がめちゃくちゃ良い。普通に音楽を聴きながら難なく家に辿り着き、スーツケースを閉めた後眠りについた。

 

帰国から時間も経ってしまったため、まとめ方が全くわからないが、とりあえず言えることはこれだけ。イタリア最高!!!また行きたい」じゃなく「また行く」から今は少しも寂しくない。次行ける時のために、イタリア語の勉強も継続していくつもりだCiaoそしてGrazie Italia!

 

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翌日、カゼッレ空港からイタリアにしばしの別れを告げた僕はフランクフルト上海を経由し福岡空港に到着。短い文章ではあるが、行きと同じく実に2日をかけてのフライトだったためとても疲れた。帰り着いて食った焼き鳥のうまさは格別だったが、今はもうイタリア料理が恋しくなってきているのでまたすぐにフライトを予約しようと思う。無理か。まあいいや以上、あざっした!!